大の“漫画好き”吉田明世アナ「すごくやさしい気持ちになれる漫画」と絶賛 泥ノ田犬彦の漫画「君と宇宙を歩くために」の魅力とは?
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、11月25日(月)~11月29日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。

(左から)吉田明世、ユージ

◆『君と宇宙を歩くために』3巻

毎月、最終火曜日は「ジュンク堂書店池袋本店」とのコラボ・キーナンバー! 今回紹介するのは、「コミック」部門です。同店スタッフが注目作として挙げたのは、泥ノ田犬彦(どろのだ・いぬひこ)さんの「君と宇宙を歩くために」(講談社)。本作は、講談社のアフタヌーン編集部が運営するWeb漫画サイト「&Sofa(アンドソファ)」にて連載中です。

本作の魅力について、同店スタッフは「『「普通」ができない正反対の2人が、それぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語』という公式の謳い文句そのままの作品で、普通の人が普通にできることができない、何だか日常につまずいてしまって、うまく生きられない。そんな2人が真剣に生きようと前を向く姿が魅力」と説明。

同店では大人の読者に売れているそうで、「生きづらさを感じている人たちにとっては、とても共感できる内容。近年、認知の進んだ発達障害やグレーの方にとっても、そうでなくても生きにくさを感じる瞬間は誰しも大なり小なりあると思います。主人公2人の真っ直ぐな挑戦や苦しみが共感を呼び、主人公たちを応援したくなり、また読者も励まされる作品です」とおすすめしていました。

大の“漫画好き”で知られる吉田アナは、「私も読ませてもらったんですけど、主人公の2人が本当に真っ直ぐで、仕事をしていても学生の頃でも、“ちょっと自分とは感覚が違うかな”って人に出会うと思うのですが、やっぱりその人を理解することの大切さというのを感じますし、すごくやさしい気持ちになれる漫画でした」と絶賛。これにユージが「じゃあ、僕にも今日やさしくして」と茶々を入れると、すかさず吉田アナは「ちょっとどうしても理解できない人もいるんですよ」と返し、笑いを誘っていました。

◆相手に好意を持つと、求める年収が「198万円」ダウン!?

第一スマート少額短期保険株式会社が「Z世代の恋愛トリガーと損切ラインの実態調査」を実施。その調査結果によると、相手に求める最低限年収ラインは、男性が相手に求める平均額は「395.4万円」で、女性が相手に求める平均額は「470万円」でした。

一方で、「相手に好意を持った場合でも恋人候補から外れる年収ライン」では、男性が相手に求める平均額は「234.3万円」、女性が相手に求める平均額は「272万円」で、出会う前と好意を抱いた後では、男性は「161.1万円」、女性は「198万円」の差が生じる結果となりました。

この結果に、「年収とかじゃなくても、やっぱり好きになってしまうと、“ちょっと嫌だな”と思うことも目をつぶれたりするじゃないですか。好きなうちはね」と吉田アナ。そんな感想に、ユージは「好きなうちはね(苦笑)」と苦笑いを浮かべていました。

◆この冬の睡眠に不満「39%」

パナソニックが、エアコンを所有している全国の20~60代の男女を対象に実施した調査によると、この冬の睡眠の満足度について聞いたところ、「満足」が54%でした。その一方で、39%の人が「不満」を抱えているという結果も。

また、「この冬、睡眠時になかなか寝つけないことはありますか?」という質問では、「頻繁にある」と「たまにある」を合わせると79%で、およそ8割の人がなかなか寝つけない経験をしていることが分かりました。

このトピックに、ユージは「冬はしっかりと毛布かけるんで、あんまり寒さで起きるってことはないかも。問題は、アラームが鳴ってから寒くて(布団から)出られないっていうね。布団のなかはいいんだけど……だからたまに遅刻とかしちゃうんだよね」と話していました。

◆退職や産休による人員の補充 「8割」の組織がナシ

パーソル総合研究所は、組織から離れる同僚を円滑に送り出すことに関する実態調査の結果を発表しました。その調査では、半年以内に退職や中長期の休業を取得した前任者、その同僚の業務を引き継いだ後任者、同じく退職や休業を取得する部下がいた上司を、それぞれ1,350人ずつ抽出。

その結果によると、退職や産休で欠員が発生した際の人員補充について、「なかった」か「しなかった」と回答した上司は47.4%、「募集しているが、できていない」が29.6%で、合わせておよそ8割の組織で、退職や産休による人員の補充ができておらず、欠員の発生前後に採用や異動で欠員を充足したと答えたのは合わせて22.9%にとどまったそうです。

この結果を受けて、ユージは「やっぱり人を補充するっていうのは簡単なことじゃないんですよね。本当に人手不足ってずっと言われていて、国とか企業も人手不足対策をいろいろとやっているんですけど、まだまだ現場の負担が大きいようですね」と感想を口にしていました。

◆石破首相 11月29日に所信表明演説…注目は「年収103万円の壁引き上げ」

石破茂首相が11月29日(金)に所信表明演説をおこない、本格的な論戦が始まりました。会期は12月21日(土)までの24日間で、注目される年収103万円の壁の引き上げについては、自民、公明、国民民主3党による年内の令和7年度税制改正の議論で決定します。

ユージは、「注目ポイントは、年収103万円の壁の引き上げもそうなんですけど、そもそも『103万円の壁を打破しましょう!』って訴えてきたのは野党なわけですよ。野党が打ち出してきたこの政策を、与党が飲む形になるっていう構図ですよね。今回、自民党が過半数を割って、野党の意見に対しても政策的な共闘みたいなところが生まれるという、今後もこういう構図で良いチームワークで、お互いのいい部分を取っていって、本当に国民のためにやっていくのがベストなのかなって思う」と話していました。

<番組概要>

番組名:ONE MORNING

放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00

パーソナリティ:ユージ、吉田明世

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/