ジュビロ磐田は5日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のアンデルレヒトへ期限付き移籍していたFW後藤啓介が完全移籍することを発表した。
2005年生まれで現在19歳の後藤は磐田の下部組織出身で、2023年シーズンに高校生ながらトップチームへと昇格。シーズン初戦にJリーグ初出場を果たすと2得点を決め、クラブ史上最年少(17歳260日)での得点記録を持つ。
今年1月からアンデルレヒトへ1年間の期限付き移籍を果たした後藤はセカンドチームで13試合出場5ゴール1アシストの活躍を見せ、同クラブへの完全移籍が決まった。
今回の発表に際し、後藤は以下のようにコメントを伝えている。
「この度、ベルギー1部のRSCアンデルレヒトへ完全移籍することになりました。移籍を後押ししてくれたジュビロ磐田の関係者の方々、温かく応援してくださったサポーターの皆さんには、感謝しかありません。 海外でのプロ生活は、嬉しいことや楽しいことばかりではありませんでしたが、新しい挑戦やヨーロッパでサッカーができる喜びを、たくさん感じることができました」
「スクールの頃から10年間過ごしたクラブを離れることは寂しく複雑な気持ちですが、今よりもっと成長して、皆さんの期待に応えられるような選手になりたいと思います。長い間、本当にありがとうございました」