能勢電鉄は5日、ダイヤ改正を2025年2月22日に実施すると発表した。山下駅での乗換え時間や阪急宝塚線との接続を調整し、利用者の利便性向上を図る。
平日ダイヤにおいて、朝ラッシュ時間帯の6時30分から9時までの間に川西能勢口駅を発車する下り普通(日生中央行)の出発時刻を変更。これにともない、大阪梅田行の急行および準急の接続本数が従来の4本から13本へ大幅に増加する。8時40分から9時30分までに川西能勢口駅に到着する上り普通5本の到着時刻も変更し、大阪梅田行の急行に接続する。
昼間時間帯(9時50分から18時30分まで)には、山下駅での下り普通との乗換え時間を改善し、日生中央行から妙見口行への接続時間を30秒増やす。
平日夕ラッシュ時間帯に運行される特急「日生エクスプレス」の日生中央行(7本)は、大阪梅田駅の発車時刻をいずれも3分繰り下げる。18時10分から20時30分までの間に川西能勢口駅を出発する下り普通(日生中央行き)は、大阪梅田行の急行と新たに13本接続。山下駅にて下り普通の乗換え時間も改善し、日生中央行から妙見口行への接続時間を2~4分ほど短縮する。
土休日ダイヤにおいて、7時30分から20時40分まで山下駅での下り普通との乗換え時間を改善し、日生中央行から妙見口行への接続時間を30秒増やす。深夜時間帯、川西能勢口発妙見口行の最終列車は発車時刻を5分繰り下げ、平日ダイヤと同じく大阪梅田駅23時30分発急行宝塚行に接続させる。