劇場版『名探偵コナン』の最新作、2025年4月18日公開『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』より、30秒の特報映像とあらすじが12月5日に解禁された。
中央で不敵に笑うコナンと、左右から鋭い視線を向ける毛利小五郎と大和敢助の“片目”がのぞく姿が印象的な【DETECTビジュアル】が解禁。 「DETECT」の文字には銃弾で打ち抜かれたような跡も見られ、30秒の特報映像と合わせて、緊迫したシチュエーションと激しいアクションを予感させるビジュアルとなっている。
長野県の雪山で巻き起こる過去と現在の事件を描いた本作、今回解禁となった特報映像は、「あの事故の日…」と呟くコナンの一言をきっかけに、〈大和敢助〉の見えなくなった左眼が疼きだすシーンや、雪山で血だらけの左眼を押さえる姿や雪崩の様子が映し出される。「あの日、俺は何を見たんだ…」というセリフとあるように、今回の事件は敢助の記憶が鍵となるようだ。
その後続々と出てくる、長野県警の同僚で、敢助の幼馴染みである〈諸伏高明〉と〈上原由衣〉、黒田管理官、目暮警部、刑事の佐藤、高木といった警視庁捜査一課の面々に加え、私立探偵(安室透)や、潜入捜査している黒ずくめの組織(バーボン)としての顔も持ち、トリプルフェイスを使いこなす公安警察・降谷零、その部下・風見の登場は、東京と長野の警察組織を取り巻く大きな事件を予感させる。
また警視庁時代、仲の良かった同僚のあだ名を叫び、顔を覆って涙を流す小五郎の姿からは、いつものお調子者の様子は一切なく、こちらにも深刻な状況が伝わってくるようなシーン。警察組織を取り巻く重厚なミステリーを感じさせる30秒映像は必見だ。
(c)2025 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会