「実は人気があるアイデア」大谷翔平にも影響する新ルールに賛成派も!?…

大谷翔平 最新情報

 構想段階にある新ルールの「ゴールデン・アット・バット」は米野球界を騒がせており、導入されると二刀流の大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)も影響を受けることになる。批判的な意見や反対の声も挙がっている中、米紙『サンフランシスコ・クロニクル』でコラムニストのスコット・オスラー氏は、この新ルールに賛成であることを明かした。

 

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 ゴールデン・アット・バットは、打順に関係なくチーム最高の打者を打席に送ることが出来る新ルールであり、大谷のような打撃面で好成績を残す選手を擁するチームにとっては、一発逆転も可能だ。たとえば、ドジャースが3点差で負けている9回裏の満塁の場面で、大谷が三振したとしてもすぐに再度打席に立たせることが出来る。あるいは、フレディ・フリーマン内野手やムーキー・ベッツ内野手のうち、調子が良い方を打席に立たせることも考えられる。各チームは1試合につき1回だけゴールデン・アット・バットを利用可能であり、どの場面で発動させるかは各チームの戦略次第だ。

 

 

 ただ、現時点では構想段階であり、反対意見も多い。しかし、オスラー氏は「このコンセプトに賛成だ。そんなことを言うと、米国にある9割のスポーツバーでは暴力的に追い出される可能性はあるが、それでも構わない。ゴールデン・アット・バットについて野球ファンがどう思うか?という世論調査やアンケートは行われていない。ベイエリアのスポーツラジオや友人に聞いたところ、この新ルールのアイデアは、実はハラペーニョの目薬と同じくらい人気があるようだ」と述べ、賛成派であることを明かしている。

 

 そして、オスラー氏はNBAの1954/55シーズンから、バスケットボールの新ルールとして導入されたショットクロック(24秒ルール)に触れ「低迷と停滞でバスケットボールはファンを遠ざけていたが、このシーズンから導入されたショットクロックにより、その後3年以内にNBAの観客動員数は40%増加した。ショットクロックは、それまでの記録簿をチェーンソーで破壊することになったが、プロバスケットボールを救った。記録は重要だが、試合中に記録簿をめくっているファンを見たことはない」と語り、メジャーリーグの人気を高めるためには、劇的なルール変更も必要との見解を示している。

 

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