マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督がアーセナル戦を振り返った。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
プレミアリーグ第14節が現地時間4日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはアーセナルの本拠地『エミレーツ・スタジアム』に乗り込んだ。スコアレスで迎えた54分にCKから先制を許すと、73分にも再びCKから追加点を献上。前半は後方からのビルドアップやプレス回避、コンパクトな守備ブロックでアーセナルを苦しめたが、90分間を通して流れの中から決定機を作ることができず、0-2で敗れた。
就任4試合目にして初黒星を喫したアモリム監督は「我々はビルドアップに多くの時間を費やしてきた。構造とアイデアは理解できているが、ピッチの最後の3分の1に関しては改善し、よりアグレッシブになる必要がある。結果に関わらず、私は試合自体を評価する」と前置きした上で、次のように試合内容を振り返った。
「特に前半の終わり際には相手チームの落ち着いていない様子が感じられた。右サイドを上手くコントロールできていたとも思っている。厳しい試合になることは分かっていたが、セットプレーが試合を変えた。先制された後は勢いを失い、再び試合をコントロールするために様々なことを試したが困難だった。前半にはスタジアムの雰囲気からも我々が問題を引き起こしておることが感じられたが、まだ多くの部分で改善する必要がある」
現地時間7日に控える次節の対戦相手はノッティンガム・フォレスト。今シーズンはリヴァプールを撃破し、チェルシーと引き分けるなど粘り強い戦いを見せている。アモリム監督は「常に学ぶことはあるし、ポジティブな面もネガティブな面も受け入れなければならない。やっていることに集中し、選手全員を次の試合までにフレッシュな状態に戻し、またやり直そう。我々には時間が必要だ」とさらなる改善を誓った。
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