視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(11月25日~12月1日)を発表した。

  • 黒柳徹子

2つの番組で異なる魅力を発揮

2024年も終盤に差し掛かり、特別番組がランキングを彩る時期となった。

個人全体注目度で共に上位にランクインした『プラチナファミリー 華麗なる一族をのぞき見』と『徹子の部屋 2時間スペシャル』は、いずれもテレビ朝日で放送された特番。その両方に黒柳徹子が出演しているのも注目すべき点だ。

『プラチナファミリー』では、小泉孝太郎、高嶋ちさ子と共に、様々な著名人の華麗なる暮らしぶりをのぞき見。黒柳はスペシャルゲストとして登場し、森英恵ファミリーやアグネス・チャンのゴージャスな日常に、スタジオメンバーと一緒になって驚きの声を上げていた。もちろん、黒柳自身のプラチナファミリーとしてのエピソードも披露され、貴重な話が注目を集めた。

そして『徹子の部屋SP』では、国民的スター・大谷翔平選手の特集が組まれた。野球に詳しくない黒柳に、大谷選手のすごさを伝えるべく、恩師である栗山英樹氏が登場。様々なエピソードを交えながら、大谷選手の魅力を分かりやすく解説した。

番組内では、2016年と2017年に大谷選手が出演した『徹子の部屋』の映像も放送。当時を振り返り、懐かしむ視聴者も多かったようだ。特に、黒柳が大谷選手の筋肉に触れ、「あら~! こんなところまで出っ張ってるのね!」と大興奮する場面は、当時も大きな話題となり、今回改めて放送されることで、再びSNSを賑わせた。栗山氏も「あんなに(黒柳に)触られたということは徹子さんからパワーをもらったのかもしれない」とコメントし、スタジオの笑いを誘っていた。

2つの特番で、それぞれ異なる魅力を発揮した黒柳。今回の特番での活躍は、変わらぬ人気と、長年培ってきた実力、そして類まれなる存在感を改めて印象付けるものとなった。

  • コア視聴層ランキング

  • 個人全体ランキング

『ライオンの隠れ家』親子の感動的な再会に称賛

2時間特番が続々とランクインする今週の注目度ランキングにおいて、柳楽優弥主演の『ライオンの隠れ家』(TBS)は、レギュラードラマながら個人全体ランキングとコア視聴層の両方で3位を記録(個人全体69.6%、コア63.0%)。緊迫感あふれるシーンと繊細な心理描写で、多くの視聴者を引きつける実力を示した。

11月29日放送の第8話では、母・愛生(尾野真千子)と息子「ライオン」こと愁人(佐藤大空)の感動的な再会が描かれ、その情感豊かな演技に多くの称賛が寄せられた。一方、ラストの予想外の展開が視聴者の心をわしづかみにし、次回への期待感を一層高めている。