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日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの野手を紹介する。
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野村勇
投打:右投右打
身長/体重:174cm/84kg
生年月日:1996年12月1日
経歴:藤井学園寒川高 - 拓殖大 - NTT西日本
ドラフト:2021年ドラフト4位
ルーキーイヤーの活躍から一転、今季は自己最低の成績に終わった野村勇。現役ドラフトの候補となり得る選手だ。
藤井学園寒川高校から拓殖大学、NTT西日本を経て2021年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団。
プロ1年目から開幕一軍の座を勝ち取り、97試合に出場。打率こそ.239だったが、10本塁打、10盗塁をマーク。新人ながら2桁本塁打&2桁盗塁を達成するなど、大器の片鱗を示した。
しかし、昨季は3月に腰の手術を受け、開幕から出遅れる形に。同年は50試合出場、打率.160、3本塁打と成績を落とした。
復活を期す今シーズンだったが、38試合の出場にとどまり、打率.116、1打点といずれもキャリアワーストの成績に。本塁打もゼロに終わるなど、苦難の1年となった。
ファームでも27試合出場で、打率.226と結果を残せず。12球団随一の選手層を誇るソフトバンクだけに、現役ドラフトの対象となることも十分に考えられる。
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