JR東日本は4日、新卒社員の初任給を2025年4月1日から引き上げると発表した。総合職とエリア職を対象に、初任給を一律1万2,000円増額する。在職中の新卒社員についても、10年目までの給与水準を2,000~1万2,000円引き上げる。
これにより、東京23区内勤務の場合、総合職の大卒初任給は現行の25万75円から26万2,075円、エリア職の大卒初任給は現行の24万530円から25万2,530円にそれぞれ改定される。高卒・高専卒・院卒・博士号取得者についても、同様に一律1万2,000円引き上げる。
なお、博士号取得者の初任給については、今年4月に2万5,000円の引上げをすでに実施しており、それに続く引上げとなる。同社は「引き続き、優秀な人材の獲得と定着、社員一人ひとりの働き甲斐の向上に取り組む」としている。