LINEヤフーが運営する子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」は、2024年に「Yahoo!きっず検索」上で検索されたキーワードのランキング「検索ランキング2024」と「急上昇ワード」を発表した。昨年の2位から返り咲き「Popタイピング」が総合ランキングで1位に、話題沸騰中のパズルゲーム「スイカゲーム」やLINEヤフーの検索寄付企画「3.11」も上位にランクインした。
子どもたちが熱中した検索ワードランキング、トップはあのゲーム
「Yahoo!きっず」の「検索ランキング2024」は、すべてのキーワードの検索数を対象とする「総合」ランキング(全20位)のほか、「ウェブ検索」における「動画クリエイター部門」「マンガ・アニメ部門」「曲名部門」「ゲーム部門」「流行部門」、「画像検索」における「人名部門」「歌手部門」「キャラクター部門」「イラスト部門」の、計10種類を展開している。
「総合」ランキングにおいては、1分間でどれだけ多くのポップコーンを召喚できるかに挑戦するタイピングゲーム「Popタイピング」が、昨年の2位から順位を上げて1位になった。2位に「寿司打」、4位に「タイピング」、11位に「キーボー島アドベンチャー」と、昨年同様、タイピング練習に関連するキーワードが今年も上位を占めた。
また、累計ダウンロード数1,100万件を突破している大ヒットパズルゲーム「スイカゲーム」関連のキーワードが5位と18位に新たにランクインしており、人気の高さがうかがえる。
さらに、6位には、LINEヤフーの検索寄付企画「3.11」が初めてランクインしたほか、「地震 対策」、「南海トラフ巨大地震」など地震に関連したキーワード検索が今年は多い傾向である。今年1月に発生した「令和6年能登半島地震」の影響で、子どもたちの間でも災害に対する意識が高まっていることを示している。
急上昇ワードに浮上した注目トピックとは?
「ウェブ検索」ランキングの「マンガ・アニメ部門」では、コミックス累計1,000万部を突破した大人気マンガをアニメ化した「マッシュル-MASHLE-」が1位だった。「マッシュル-MASHLE-」は総合ランキングでも初めて13位にランクインしている。「曲名部門」では、TikTokの踊ってみた動画が人気を博しているCUTIE STREETの「かわいいだけじゃだめですか?」がもっとも検索された。
「画像検索」ランキングの「人名部門」では、昨年に引き続き、ロサンゼルス・ドジャースの「大谷翔平」が1位にランクインしている。「歌手部門」では、アイドルグループ「Snow Man」、「キャラクター部門」では、人気ゲームシリーズ「星のカービィ」がもっとも検索された。
今年検索数が急激に伸び、一定期間継続的に検索された「急上昇ワード」には、ライブ配信やゲーム実況など動画配信を中心に活躍する超多才2.5次元歌い手グループ「AMPTAKxCOLORS」が登場した。そのほか、人気バラエティ番組の劇場版「逃走中 THE MOVIE」や愛らしいフォルムからぬいぐるみやグッズ展開もされている鳥の「シマエナガ」も急上昇した。