アジアの優秀なコンテンツを選出する国際賞「アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード 2024」が3日夜、シンガポールで開催され、フジテレビが「レガシー賞」を受賞した。
2018年から始まったこの賞は、それぞれの国・地域で1作品が代表に選ばれ、ナショナルウィナーとして最終審査に進む。今年は41部門で審査が行われ、フジテレビは企業として表彰される「レガシー賞」を受賞した。
料理番組の概念を変え世界でも人気フードショー番組として浸透した『料理の鉄人』や、ユニークで創造性あふれる『脳カベ』(『とんねるずのみなさんのおかげでした』)、『逃走中』など、業界への貢献と永続的な影響を与えていることが評価された。
現地Capitol Theatreで行われた受賞式に出席したフジテレビの柾谷美奈取締役国際局長は「フジテレビが放送65周年を迎える節目に『レガシー賞』をいただけたことに感謝しています」と受賞の喜びを語った。
その他フジテレビからは、連続ドキュメンタリー部門『ザ・ノンフィクション 僕を産んでくれたお母さん~言葉を失ったママと家族の4年~』、ライフスタイル部門『東京ゲソ天ブルース~素晴らしき立ち食いそばの世界~』、バラエティ(リアリティショー)部門『SWAP PROJECT』、ゲーム・クイズ番組部門『ReC~真夜中の人狼遊園地~』、コメディ番組部門『生ドラ!東京は24時 -Starting Over-』の5番組がノミネート。『生ドラ!東京は24時 -Starting Over-』コメディ番組部門の発表は現地時間4日夜に行われる。
■柾谷美奈フジテレビ取締役 国際担当 国際局長 コメント
「フジテレビは、『料理の鉄人』で料理番組の常識を変え、『脳カベ』や『逃走中』といったユニークで創造性あふれる番組を通じて、世界中の視聴者を楽しませてきました。今年、放送65周年を迎える節目に『レガシー賞』をいただけたことに感謝しています。しかし、私たちは過去の実績にとどまることなく、これからも革新を追求し、大胆でユニーク、そして夢に満ちた番組を世界中にお届けしていきます」