ユーグレナは、「みんなで遺伝子クエスト」の成果として、「哲学的な深い話を好むタイプ」について、統計的に有意な関連がある遺伝子タイプを発見したことを12月2日に発表した。同調査は2024年10月の期間、ゲノムデータ36,875人を対象に行われた。
今回のアンケートでは、「浅い冗談話よりも、どちらかといえば哲学的な深い話を好む方ですか?」という問いに対して、「全く当てはまらない」から「とても当てはまる」までを7段階に分けて、回答をそのまま1-7点として扱った。
3,901人から得た回答をもとに特徴的な遺伝子タイプが存在するか解析したところ、「遺伝子型rs12109608」が「哲学的な深い話の好みやすさ」と統計的に有意な関連があることを発見した。
「遺伝子型rs12109608」に該当する人の割合を都道府県(出生地)別に算出し、数値化したところ、「哲学的な深い話を好むタイプ」の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「奈良県」、2位「滋賀県」、3位「香川県」、4位「鳥取県」、5位「石川県」、6位「富山県」、7位「山形県」、8位「静岡県」、9位「埼玉県」、10位「広島県」となった。