Job総研は12月2日、「2024年 スマホ依存の実態調査」の結果を発表した。同調査は、2024年11月6日から11日の間、全国20代〜50代の男女606人を対象にインターネットで実施したもの。

  • スマホ依存への自覚

はじめに、スマホに依存しているかを聞いたところ、74.3%が「依存していると思う派」と回答した。

  • スマホ依存の背景

前項の質問で、「スマホ依存の自覚あり」と回答した450人に対し、理由を聞いたところ、「無意識に時間が経っている」(78.2%)が最多に。次いで「少し時間が空(あ)くと開いてしまう」(66.7%)、「スマホなしでは1日過ごせない」(57.4%)と続いた。

また、スマホを使用する目的を聞くと「SNS」(54.7%)が最多となり、次いで「動画視聴」(49.6%)、「メッセージアプリの確認・返信」(42.2%)であった。

  • 使いすぎによる支障

同じく「スマホ依存の自覚あり」と回答した450人にスマホの使いすぎによる日常生活への支障有無を尋ねると、「支障がある派」が75.4%で過半数を占めた。支障ありと回答した339人に具体的な支障を聞くと「睡眠不足・睡眠の質の低下」(71.7%)で最多となり、次いで「視力の低下・目の疲れ」(59.0%)、「集中力の低下」(48.4%)となった。

  • 使いすぎをやめる意識

合わせてスマホの使いすぎをやめたいと思うかを聞くと、「やめたいと思う派」が77.6%であった。年代別では20代の「やめたいと思う派」が86.5%で最多となり、次いで30代(77.2%)、50代(65.0%)、40代(62.1%)という結果に。

  • スマホがない環境への不安

スマホがない環境に不安を感じるかを聞くと「不安を感じる派」が88.8%で大多数を占めた。年代別では30代の「不安を感じる派」が92.4%で最多となり、次いで20代(89.2%)、40代(86.2%)、50代(84.0%)と続いた。