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日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの投手を紹介する。
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板東湧梧
投打:右投右打
身長/体重:182cm/84kg
生年月日:1995年12月27日
経歴:鳴門高 - JR東日本
ドラフト:2018年ドラフト4位
今シーズンは一軍マウンドに上がることができなかった板東湧梧。選手層の厚いチームだけに、現役ドラフトの対象になり得る存在だ。
鳴門高校では甲子園に4度出場したのち、JR東日本に入社。先発、リリーフ問わず力を発揮できる能力も評価され、2018年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスへ入団。
ルーキーイヤーの一軍登板は無かったが、プロ3年目となる2021年に44試合登板、防御率2.52の好成績を収め、リリーフ陣の一角として頭角を現した。
翌年以降は先発、リリーフの両輪で起用され、昨シーズンは30試合に登板。先発マウンドにも11試合上がり、5勝、防御率3.04をマークした。
さらなる飛躍が期待された今季だったが、開幕からコンディションが上向かず、最後まで一軍登板を果たせず。ファームでは14試合に先発し、3勝2敗、防御率3.88の成績となった。
分厚い戦力層を誇るソフトバンクの中では、実績十分の板東も現役ドラフトの対象となっても不思議ではないだろう。
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