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日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの野手を紹介する。
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山﨑剛
投打:右投左打
身長/体重:173cm/74kg
生年月日:1995年12月29日
経歴:日章学園高 - 国学院大
ドラフト:2017年ドラフト3位
一時は遊撃のレギュラーとして躍動した山﨑剛。巻き返しを図りたいところだが、今季は出場機会が減少した。
日章学園高校から国学院大学へ進学。“戦国東都”で優れた実績を残し、2017年ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスへ入団した。
入団後はファームが主戦場となる時期が続いたが、2021年に出場機会を増やし、56試合の出場で打率.256の成績を残した。
昨季はキャリアハイとなる117試合に出場したが、代走、守備固めでの起用が多く、打撃面では打率.203、2本塁打、19打点と低調に終わった。
今シーズンは開幕から出遅れると、村林一輝が不動の正遊撃手として活躍。山﨑はわずか5試合の一軍出場にとどまった。
さらに、今年のドラフト会議でチームは世代No.1遊撃手と評される宗山塁を獲得。来季は一層厳しい立場に立たされることが想定される。
守備、走塁面では高い潜在能力を発揮しているだけに、現役ドラフトの対象となれば、戦力となる球団も多くあるだろう。
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