パソコンの開発・製造・ダイレクト販売などを行うエプソングループのエプソンダイレクトは12月3日、ウルトラコンパクトPC「Endeavor ST」シリーズを対象に、パソコン本体をまとめて出荷する「パソコン本体の集合梱包」サービスをキッティングBTOメニューとして追加し、キッティングBTOサービス窓口(電話0120-938-420)を通じ、導入相談の受付を開始した。
同社ではこれまで、通常の製品納品でパソコン本体を1台1梱包して行っていた。しかし複数台購入するユーザーから、「納品された製品を置くためのスペース確保が困難」「開梱の手間を削減したい」といった相談を受けることがあったという。また、大量の梱包材廃棄を環境問題と見る背景もあった。従来も特に要望があった場合は個別に集合梱包をしていたが、今回、ひろく利用できるよう「パソコン本体の集合梱包」サービスとしてキッティングBTOメニューに正式追加した。
同サービスを利用すると、パソコン本体及び、パソコン本体の一部付属品を集合梱包形態で出荷する(ディスプレイ等は別に通常梱包)。それにより、占有面積は通常包装と比べて1/3になり、段ボールの使用量も大幅に削減。環境負荷低減の面でも輸送時のCO2削減、資源の有効活用につながるとしている。
現行製品のうち、今回のサービスの具体的な対象モデルは以下の通り。
- Windows 11 Pro/Home 搭載モデル
Endeavor ST210E / Endeavor ST60E(スタンダードモデル) - Windows IoT Enterprise LTSC 搭載モデル
Endeavor JS210 / Endeavor JS60(スタンダードモデル) - OSなしモデル
Endeavor DS210 / Endeavor DS60(スタンダードモデル)
サービスの詳細は、こちらの同社「キッティングBTO」サイトを参照いただきたい。