ゲストはYouTuber3名+シークレットゲストとして「元」中の人も

2024年12月1日、エムエスアイコンピュータージャパンはLIFORK AKIHABARA IIでイベント「トマホーカー友の会2024」を開催しました。

  • 2024年12月1日、LIFORK AKIHABARA IIでイベント「トマホーカー友の会2024」を開催。普段ノベルティ引き換えを行っている窓口はパネルで閉鎖されていました

会場には歴代TOMAHAWKがずらりと展示されていました。日本法人にはすべてのストックはなかったようで、ないものは台湾から輸送されてきたとか。日本未発売の製品もありました。中央には最新製品がドドンと展示。

  • ずらりと並ぶ歴代TOMAHAWK。こちらは左から古い順番です

  • 歴代TOMAHAWKの続き、こちらは右から古い順です

  • そして中央には最新TOMAHAWK製品、MAG Z890 TOMAHAWK WIFI(左)とMAG X870 TOMAHAWK WIFIが並んでます。デモ機はZ890を使用

  • 先の画像の部分拡大。左が最初のTOMAHAWKとなる Z170A TOMAHAWK。ヒートシンクも部分的で赤いソケットも見えます。右はH270 TOMAHAWK ARCTIC DETONATOR EDITIONで、白基板は2017年当時では珍しい存在

 イベント司会を伊石真由氏、中の人代表としてMSIマザーボード スペシャルアドバイザー/シミラボの清水貴祐氏、ゲストとしてYouTuberのGradeon氏美咲みさ氏すけこむ氏を起用。さらにシークレットゲストとして元エムエスアイの新宅洪一氏が登場(本来はMSIの中島悠太氏が参加する予定だったそうですが、病欠でした)。

  • 当日の出演メンバー。左から順に伊石真由氏、清水貴祐氏、新宅洪一氏、美咲みさ氏、Gradeon氏、すけこむ氏

イベントはTOMAHAWKシリーズの紹介があり、その後TOMAHAWKの特徴の一つ「EZ DIY」をアピールするべく、EZ DIYチャレンジを実施しました。EZ DIYはONE-FINGER、ONE-HAND、ONE-STEP、ONE-GLANCE、ONE-CLICKと簡単にパソコン組み立てができる機能の総称となります。

  • まずはTOMAHAWKの特徴を解説。最近は組立てを容易にする機能「EZ-DIY」が魅力です

  • 先の画像では5つのポイントを上げていますが、それぞれのポイントごとに複数の機能が含まれています

今回は「取り付けられているGPUとSSDを外して、取り付けなおす」作業に各メンバーが挑戦。その後清水氏と新宅氏が来場者の中から4名を選んだ団体戦を実施。来場者はどちらのチームが勝つか予想して、当たると景品が貰えるという内容でした。

結果は清水チームの勝利でしたが、最後の戦いはかなり速く、かつ接戦で盛り上がりました。ちなみに応援チーム勝利の景品は「SMZ-01R 1g」というグリスで、自作PC愛好家向けのアイテムです。

  • EZ DIYチャレンジ。まずは出演者が順に実施し、ここでは美咲みさ氏、Gradeon氏が対戦

  • その後、来場者から挑戦者を募り4vs4の組み上げ対決を実施。まずはどのように組み上げるかレクチャー中

  • 対戦そのものは3-1で清水チームの勝利でしたが、なかなか白熱した状況でした

後半はMSI本社のマザーボード開発・設計担当のボビー氏を加えた座談会とゲーム大会が行われました。

  • 後半はMSI本社のボビー氏を迎えてのお話。参加者からの要望をチェックしている清水氏とボビー氏

座談会では「ホワイトカラーのパーツが流行る前から、MSIは白いマザーボードを出していた。MSIは結構業界初の試みが多く、重いグラフィックスカードに対応させるためのPCIeスロットの補強や、ヒートシンクを長く伸ばしたのもMSIが初」と事例を挙げて紹介。「今回のTOMAHAWKは質実剛健というイメージにしているが、当時は色物枠で最初のマザーは赤色のスロットを入れたりしていた」との言及もありました。

ボビーさんの思い入れのTOMAHAWKという質問に対しては、(最新作の)X870Wifiが思入れがあるとのこと。YouTuberの方々はすけこむ氏は「今一番おすすめなのはB650Wifiで、2万以下でコスパがいいところがお気に入り」。Gradeon氏は「Intel Z390の時の製品がデザイン感で好きで、全体にも使いやすくて思い入れがあった」とコメントしていました。

ユーザーからは「M.2のヒートシンクの入れ方がわからず、サーマルパッドをキズつけてしまった」というコメントもあり、清水氏は「僕はMSIのマザーボードを触りすぎていて麻痺しているところがあるが、以前よりも入れやすくなっている。ただサーマルパッドをキズつけないように何らかの機構があるともっといいかもしれない」「マグネットとかで置くだけでいいのもアリ」とコメントしていました。

最後にトマホーククイズ大会が行われました。これまでの説明と会場のボードをきちんと見ていればヒントになるという話でしたが、最初の一問目だけがサービス問題で、残りの9問は「真のトマホーカーなら解ける」という難問ぞろい。会場の中には持ってきたマザーボードのパッケージを見ながら回答されていた方も見受けられました。

全問正解の方が1名おられ、出演者からもスゴイという言葉が飛び出していました。ちなみに3名のYouTuberで7問以上正解だったのはGradeon氏のみで、このことからも難易度の高さと「来場者のトマホーカーぶり」がわかってもらえるのではないかと思います。

  • イベント終了。という事で最新TOMAHAWKを持ってのフォトセッション