キヤノンマーケティングジャパンが、さまざまな情報を手軽にプリントできるモノクロ印刷のミニプリンター「iNSPiC memo」(インスピック メモ)のコンセプトモデルを発表した。専用の感熱紙を利用するのでインク交換の必要がなく、バッテリーを内蔵するのでサッと取り出してすぐプリントできる。用紙はシールタイプなので、ノートや手帳などに貼り付けて活用できる。12月12日からパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催する「文具女子博2024」で展示する。
小型フォトプリンター「iNSPiC」のブランドを採用する新機軸のミニプリンター。キヤノンマーケティングジャパンで若年層向けのマーケティングや製品開発を手がける「ichikara Lab」(イチカララボ)が企画した。シリーズで初めてモノクロ印刷方式を採用し、メモや情報整理、学習など実用的なシーンで活用できるようにした。写真もモノクロながら印刷でき、レトロ感のある仕上がりにできる。用紙はシールタイプになっているので、いろいろな場所に手軽に貼り付けられる。モノクロの感熱用紙なので、印刷コストも相当安くなると見込まれ、コストを気にせずガンガン使えそう。
スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスで専用アプリを使って印刷する。メモやToDoリスト、整理整頓ラベル、写真フレームなどのテンプレートを用意しており、凝ったプリントが手軽に楽しめる。
本体は持ち運びや保管に便利なスクエア形状で、本体にバッテリーを内蔵するので電源がない場所でもプリントできる。詳細なスペックは公開していない。