「すぐに導入される可能性は低いが…」大谷翔平にも影響!? 打順無関係で…

大谷翔平 最新情報

 MLBコミッショナーを務めるロブ・マンフレッド氏が、ゴールデン・アット・バット・ルールについて言及し、野球を大きく変える可能性のあるルールの導入に前向きであることを示唆した。実現すれば、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手にも影響するかもしれない。米メディア『フォックススポーツ』が報じている。

 

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 ゴールデン・アット・バット・ルールとは、1試合につき1打席だけ、打順に関係なくチーム最高の打者を打席に送ることが出来る新ルールだ。マンフレッド氏は「いろいろなことが話題になっている。オーナー会議で少し話題になったのが、ゴールデン・アット・バットというアイデアだ。これは試合の特定の場面で、最高の選手を打順に関係なく出場させるというものだ」と語り、協議したことを明かしている。

 

 

 まだ構想段階であり、具体的な内容は決まっていないが、米メディア『ジ・アスレチック』のジェイソン・スターク記者は「両チームが1試合につき1回、打者を交代する権利を得る。もしくは、どちらか一方のチーム(終盤のイニングで負けているチーム)だけが交代するルールになる可能性がある。また、これによりイニングの最初の打席でアウトになった場合でも、選手が2回連続で打席に立つ可能性もある」と説明。続けて「マイナーリーグが今後数年間でこのルールをテストするかもしれないという噂を聞いている。個人的には、MLBが毎年恒例のオールスター戦のようなエキシビションゲーム中にこのコンセプト(または類似のコンセプト)を導入するのではないか」と予想した。

 

 両者の発言を受けて、米メディア『フォックススポーツ』は「いずれにせよ、このルールがメジャーリーグにすぐに導入される可能性は低い。ピッチクロックは、2023シーズンに導入される前、マイナーリーグで10年近くテストされていた。まだABSチャレンジシステムもテスト中で、もう1年間(春季トレーニングで)テストする必要がある。その後、翌年にメジャーリーグで最終的に導入するかどうかの決定が下されるだろうとマンフレッドは予測した」と報じている。

 

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