2024年も残すところあとわずか。ちょっと寂しかったり、ちょっとした達成感も感じたりするデリケートな時期だが、だからこそ最後くらいちょっと贅沢なグルメでも食べて、1年の労をねぎらおうではないか!
ということで、今回はファミリーマートから新たに発売される「ごちむすび」シリーズ3種をレコメンド! いつものおにぎりをちょっとランクアップさせるだけでも、結果としていいご褒美になるハズだ。
「鮭はらみ」は1.3倍に増量! 「ごちむすび」の新商品3つを実食
ファミマが誇る人気の贅沢おむすびシリーズ「ごちむすび」。なんと、シリーズの累計販売数は2億6000万食を突破してるとか! これは2020年10月から2024年2月末までの数字らしいので、今ごろはもう3億食を突破している可能性もあるな。スゴい人気……!
今回ラインナップされているのは、「大きな鮭はらみ」(278円)、「いくらと秋鮭」(298円)、「国産黒毛和牛の牛すき」(240円)の3種類。ごちむすびの「鮭はらみ」は以前からファミマの店頭に並んでいるが、期間限定で「大きな鮭はらみ」という商品名にリニューアル。なんと、鮭はらみの大きさが約1.3倍になるという。
「鮭はらみ」を新旧で並べてみるとこんな感じ。パッケージの写真もちょうど1.3倍くらい大きくなってる!
となると気になるのは、中身のほうもちゃんと1.3倍になっているのかどうかということ。なんせ最近は、ネットでも「コンビニ弁当は容器の形で量を盛っている!」といった報告を目にする機会も増えた気がするし、この鮭はらみも"写真詐欺"になっていないか、慎重に確認したいところである。
さっそく個包装から取り出し、皿に並べてみる。左が「鮭はらみ」で、右が「大きな鮭はらみ」だ(上の写真とは並びが逆になってしまい申し訳ありません!)。
見た目に大きな変化はないが……えっ、大丈夫か? もしかしてコレ、"やってる"パターンでは……?
わずかな胸騒ぎを感じながら包丁を入れてみたところ……
どんだけ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!? 「大きな鮭はらみ」、デカすぎ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! いやマジで1.3倍どころじゃねェェェェェェエエエエ!!!!
まさかの逆写真詐欺に面食らった、というかさすがに笑ったが、これはマジで嬉しい誤算! コンビニのおにぎり史上、こんなデカい鮭がおにぎりの具になったことなどあったのだろうか。いや〜、ビックリした……。
それではまず、通常の「鮭はらみ」のほうからいただいてみよう。パクッ。
うわっ、ウマッ! やっぱりファミマのごちむすびってウマ〜……。鮭は炙られていて味わい深く、味わいも濃厚。銀鮭はらみの切身をみりんや昆布だしなどと合わせてから炙り焼きにしているようだ。やっぱり高級感が違う。少し値段もゴージャスなだけあって、しっかりハイクオリティに仕上がっている。
続いて、「大きな鮭はらみ」のほうもいただきます!
……ウマすぎなんですけど! やっぱり笑ってしまう! 口の中が完全に銀鮭はらみにジャックされている。米の量も減ったわけじゃないと思うんだけど、鮭のデカさが思った以上に強烈で、贅沢感がスゴい。これだけ鮭はらみがデカいと、もっとご飯を口に入れなきゃ申し訳ないというか……。いい意味でおかずとご飯のバランスが悪いので、ちょっと背徳感すら感じるというか……。スゴい商品を作ったな〜、ファミマ。これはバズりそう〜。
さて、次は「いくらと秋鮭」を実食。
見た目は先ほどのおにぎりと異なる点はなし。カットしてみると……
こんな感じ。おお〜、いくらが煌々と輝いている……!
味のほうは、やはりいくらちゃんが入っているぶん、リッチで豪華な味わいに仕上がっている。いくら自体の量は決して多くはないものの、やはり魚卵の旨みが超濃厚で存在感は抜群。アラスカ産のさけいくらを使っているらしい。秋鮭は北海道産で、こちらも旨みと風味がしっかり際立っている。いくらとの相性も親子だけあって完璧だ。
ラストはこちら、「国産黒毛和牛の牛すき」。くっ、黒毛和牛だと!? なんと贅沢な……。
中身はこんな感じ。黄色い部分は卵黄ソースだそうだ。肉の量もいい感じに詰まっている。
実際に食べてみると、甘辛く煮付けられた牛肉の旨みと卵黄ソースのまろやかで濃厚なコクが絶妙にマッチ! まさにすき焼きっぽい味付けでめちゃウマ。これを嫌いだって言う人、この世のどこにもいないだろう。
ファミマの贅沢おむすびシリーズ「ごちむすび」。年末のプチご褒美にうってつけの3品、気になったものがあればぜひお試しあれ!