フジテレビ系ドラマ『嘘解きレトリック』(毎週月曜21:00~)の第9話が2日に放送。SNSでは、松本穂香演じる鹿乃子の洋装姿に反響が集まった。
やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが、難事件を解決していく同ドラマ。今回は、藤島千代(片山友希)の知り合いだという実原久(余貴美子)が依頼主だ。
久の娘・依里(吉田美佳子)は、久の夫の書生である乙吉(濱田和馬)と駆け落ち。その後、乙吉は流行病で亡くなり、依里も1人の子どもを産んだ後に命を落としていたことが分かった。そこで、実原家の弁護士・神代(おかやまはじめ)が、依里が残した子どもを探すために新聞広告を出すと、依里の一人息子だと名乗る徳田史郎(濱尾ノリタカ)と本条皐月(野村康太)が現れたのだ。
久の依頼は、どちらが依里の本当の子どもなのかを見極めてほしいというもの。2人の候補を屋敷に招いたといい、食事会に左右馬と鹿乃子も出席してほしいと求めると、お金持ちの食事会に参加できるとあって快諾した。
鹿乃子は自分の持っている一番いい状態の服で出席するつもりだったが、聞きつけた千代は「そんな格好じゃみっともなくてよ!」と、鹿乃子のために化粧と洋装でスタイリング。最初は恥ずかしがってなかなか2階から降りてこなかったものの、左右馬がその姿を見て「かわいいね、鹿乃子くん」と声をかけるほどイメージチェンジを果たした。
X(Twitter)では「鹿乃子ちゃん本当にかわいい」「シンデレラみたいで良すぎる」「嘘のない“かわいいね”をさらっと言える左右馬ほんとメロい」と絶賛の声が相次いだ。
第9話は、TVerとFODで見逃し配信。FODでは全話配信されている。
【編集部MEMO】
『嘘解きレトリック』第10話あらすじ
九十九夜町に雪が降り、本格的な冬を迎えようとしている。祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵事務所で助手として働く浦部鹿乃子(松本穂香)は母のフミ(若村麻由美)宛の封書を郵便ポストに投函。鹿乃子はこれまでもフミに近況を知らせる手紙を出していたが、この時、初めて事務所の住所を書いていた。そのため、鹿乃子はフミからの返事を待つ。左右馬は鹿乃子が手紙を待っていることに気づいた。
ある日、倉田タロ(渋谷そらじ)と会った鹿乃子は、「サンタクロースに何をお願いしたの?」と聞かれる。「サンタクロース?」と聞き返す鹿乃子。タロは鹿乃子がクリスマスを祝ったことがないと知って、あることを思いつく。タロは母のヨシ江(磯山さやか)に、お食事処『くら田』で鹿乃子のためにクリスマス会を開くことを提案。鹿乃子には内緒で、父の達造(大倉孝二)に料理を作ってもらい、左右馬はもちろん、端崎馨(味方良介)たちにも飾り付けを協力してもらう。後に企画を聞かされた左右馬は渋い顔。ウソを聞きわける力を持つ鹿乃子に内緒事は難しいからだ。
一方の鹿乃子は、町で探偵依頼を求めるビラ貼り。掲示板にビラを貼っていると、書店から嘉助(黒川想矢)を追って、利市(橋本淳)が飛び出してきた。利市から嘉助を捕まえる手助けを頼まれた鹿乃子は応じる。左右馬はつくも焼き屋のじいさん(花王おさむ)が寺へ屋台を出すので、寺までの屋台引きを手伝いがてら、稲荷を掃除。すると婦人に声をかけられた。祝探偵事務所への行き方を尋ねる婦人に左右馬は鹿乃子の母・フミだとわかり…。
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