鶴屋に向かったちりぬにおは、単刀直入に世都を問いただす。暗殺者・木村寿太郎に、自分たちの居場所を教えたのは世都ではないかと。ところが世都は、自分ではないと反論し……。そんな中、暗殺者たちが出入りしている宿をつかんだミブロ一同。女将から部屋の中で刃物を振り回さないようお願いされる中、向かった部屋にはある老人が――。近藤勇は、老人と茶を酌み交わそうとするが、果たしてその真意は……!? というストーリー。
にお達が踏み込んだ部屋には、一人の老人が静かに座っていた。共に茶を酌み交わし始める近藤と、会話に参加して場の雰囲気に馴染んでいるにお。暗殺者と対面するはずが予想外に和やかで、一緒に来ていた田中太郎は困惑する。
茶を飲みながら、近藤は老人に身の上話をする。その中で、結婚して子どもまでいたことが分かり、におと太郎は仰天。それは視聴者も同じだったようで、SNS上では「結婚してるの!?」「知らなかった!」と驚きの声があがっていた。
近藤は息子を失った老人の話に同情していたが、なんとすべて作り話! しかし、息子が故郷で生きていると知った近藤は、満面の笑みで「なら良かった!」と返したのだった。あまりの真っ直ぐさに、老人も口をつぐんでしまう。そんな様子を土方歳三に「真っ直ぐさが玉に瑕。人を信じすぎる」と窘められた近藤は、赤面するのだった。
少し天然な所があるものの、そういった近藤の真っ直ぐさに惹かれ、ミブロのメンバーが集ったことが窺えるストーリーとなっていた。