2024年12月3日に発売される、『将棋世界2025年1月号』(発行=日本将棋連盟、販売=マイナビ出版)は、年内の対局をもってその役目を終える旧将棋会館のエピソードを紹介する「将棋会館物語 銀沙・飛燕・歩月・香雲編」、現在も熱戦が繰り広げられている第37期竜王戦七番勝負の、第2局・第3局を渡辺和史七段と山川泰熙四段に解説していただいた「第37期竜王戦七番勝負第2、第3局 持ち味発揮の前半戦―勇気の作戦、対応する藤井」など、充実した内容になっています。記事の中からいくつかご紹介したいと思います。
迫るフィナーレ 将棋会館物語
将棋の文化を未来へつなぐため、着々と進行している将棋会館移転プロジェクト。年内をもって旧将棋会館は役目を果たし終え、年明けから新将棋会館での歴史が始まっていく予定です。残り1か月となった今こそ、将棋会館の歴史に思いを馳せるときです。
一進一退の攻防 第37期竜王戦七番勝負第2、3局
激闘が繰り広げられた第37期竜王戦七番勝負第2、3局を渡辺和史七段と山川泰熙四段の解説とともに振り返ります。対局者の印象、話題を呼んだ佐々木八段の戦型選択についても語っていただいています。
ほかにも、門倉啓太六段、服部慎一郎六段、上野裕寿四段による自戦記3本立て、糸谷哲郎八段による「私の戦い方 vol.11 未知を楽しむ」、遠藤遼氏による読み切り短編小説「夕陽色の将棋盤」など、ボリューム満点の一冊です!
『将棋世界2025年1月号』
発売日:2024年12月3日
特別定価:920円(本体価格836円+税10%)
判型:A5判244ページ
発行:日本将棋連盟
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