都心から約30kmの圏内にありながら農業や商工業が盛んで、緑豊かな自然にも恵まれた埼玉県川越市(かわごえし)。まちの中心部にはシンボルである時の鐘や蔵造りの町並みが残り、古き良き城下町の歴史を感じることができます。
今回紹介するのは、そんな川越市にある「川越大師 喜多院」。厄除けのお大師さま「第18代天台座主 慈恵大師」を祀るお寺とは、一体どのようなところなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットの魅力とふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は、川越市の「川越大師 喜多院」の詳細や、ふるさと納税返礼品について調べてみました!
川越市自慢の観光スポット「川越大師 喜多院」について
・埼玉県川越市小仙町1-20-1
・アクセス:【電車】東武東上線・JR線「川越駅」下車 徒歩約20分、東武東上線「川越市駅」下車 徒歩約18分、西武新宿線「本川越駅」下車 徒歩約15分
【車】関越自動車道「川越IC」より約20分、圏央道「川島IC」より約19分
厄除けのお大師さま「第18代天台座主 慈恵大師」を祀る「川越大師 喜多院」は、江戸時代初期、名僧天海大僧正が住職をつとめた寺です。
江戸城から豪華な壁画や墨絵で装飾された「客殿」と呼ばれる家光誕生の間や、3代将軍家光の乳母として知られる春日局(かすがのつぼね)が使用していた「書院」と呼ばれる春日局化粧の間などが移築されています。江戸城ゆかりの建造物に加え、山門・鐘楼門(しょうろうもん)・慈眼堂(じげんどう)などが重要文化財に指定されています。
また、日本三大羅漢の一つに数えられる「五百羅漢」という、人間の喜怒哀楽をよくとらえたさまざまな表情の石仏群があります。川越北田島の志誠(しじょう)という人の発願により、天明2年(1782年)から文政8年(1825年)の約50年間にわたり建立された、およそ540体が境内に並びます。
羅漢とは、「阿羅漢」の略称で、尊敬や施しを受けるに相応しい聖者という意味なのだそう。
笑っていたり、泣いていたり、怒っていたり、ヒソヒソ話をしていたりとさまざまな表情をした羅漢さまを見ることができ、色々な仏具や日用品を持っていたり、動物を従えていたりなど、いつまで見ていても飽きないほど変化に富んでいます。
いずれも見学可能で、正月はだるま市、2月は節分会、春は桜まつりなどの催し物が開催され、四季折々の寺の風景も満喫できます。
また、境内にはみやげ品店もあり、喜多院や川越の産物や味覚を楽しめます。
自治体からのメッセージ
四季折々の風景を楽しめる喜多院。2024年も残りわずか。喜多院では元旦に家内安全・厄除・身上安全などの祈願を行う「お正月初護摩」が開催されるほか、1月3日には境内に縁起物のだるまがずらりと並ぶ「初大師だるま市」が行われます。2025年は喜多院での初詣から始めてみるのはいかがでしょうか。
※1月8日(水)まで徳川家光公誕生の間などの拝観はお休みになります。また、院内行事のある日は拝観を中止することがあります。詳しくは喜多院公式サイトをご覧ください。
観光の思い出にも! 川越市のふるさと納税返礼品について
「川越大師 喜多院」を訪れた思い出としてはもちろんのこと、自宅にいても「川越大師 喜多院」の雰囲気を楽しめる返礼品を紹介します。どちらも、社団法人小江戸観光協会にて「川越セレクション」に認定されている名品です。
喜多のかけ橋8個入り
・提供事業者:有限会社くらづくり本舗
・埼玉県川越市久保町5-3
・内容量:約40g×8個
・寄附金額:7,000円
「川越大師 喜多院」の客殿前に広がる紅葉山庭園にかかる朱塗りの橋をモチーフに名付けられた焼き菓子です。お菓子を通じて「喜びの多いひとときをお過ごしいただきたい」という思いと、「人と人をつなぐかけ橋でありたい」という願いを込めて作られているとのこと。
長寿らかん餅9個入り
・提供事業者:有限会社くらづくり本舗
・埼玉県川越市久保町5-3
・内容量:約56g×9個
・寄附金額:8,000円
「川越大師 喜多院」の五百羅漢さまの心をお菓子に託した川越大師の名物スイーツです。厳選された求肥餅に風味のよいきな粉がまぶされており、上等な黒蜜をかけて楽しむらかん餅は、どこか懐かしい故郷の味わいです。
今回は埼玉県川越市の観光スポット「川越大師 喜多院」と、お土産にも最適な返礼品を紹介しました。四季折々の風情ある趣を満喫できるお寺です。さまざまな催しも開催されているそうなので、季節に合わせて参拝したくなりますね。「川越大師 喜多院」に訪れた思い出や雰囲気を味わえる返礼品は、贈り物にも喜ばれそうです。気になる方は一度チェックしてみてください。