お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が11月26日、Spotifyのポッドキャスト番組『あのと粗品の電電電話』に出演。歌手でタレント・あののライブで涙したことを明かした。

「あのちゃんには音楽が必要」「音楽にもあのちゃんが必要」

粗品

今月初旬に、東京と大阪でライブツアーの追加公演「絶対聖域」を行ったあの。大阪公演に足を運んだという粗品が、「めちゃくちゃよかったな。今まで何回か観に行かせてもらったけど、今までで一番よかった」と絶賛すると、「ホント? ありがとうございます。うれしい」と照れ笑い。粗品によると「セットや演出がシンプルだった」そうで、あのは、「追加公演ということで、全部そぎ落とそうかなみたいな」「衣装もゴテゴテに着てるイメージあると思うけど、Tシャツ一枚で裸足みたいな」と説明しながら、「一回挑戦しようと思って、振り切ってやったけど。やってみて、すごくよかった」と満足そうに振り返った。

追加公演では、ライブ中のMCも減らしたため、「ヤバかったの。MCを一個も挟まず、9曲連続ぶち上げ系だったから、ホントに死ぬ! って思った」と極限状態だったことを明かすと、粗品は、「すごいな。素晴らしかったですね」と感嘆。続けて、あのが、ライブに訪れたファンに対し、「みんなすごかったから、パワーが。それは僕もうれしかった」「ファンの声援とか気持ちって伝わってくるんだなって、改めて僕も感じた」と感謝の気持ちを伝えると、粗品は、「泣いたな~。4回ぐらい。MCじゃなくて、曲で泣いたな」と告白。ライブ後には、粗品が楽屋あいさつに訪れたそうだが、あのは、「めっちゃ泣いてた。泣きながらあいさつ来る人いないから(笑)」と笑いながらツッコんでいた。

また、「あのちゃんには音楽が必要やと思ったし、音楽にもあのちゃんが必要やなと思った」と語った粗品。「あのちゃんの人生にとってもいいし、あのちゃんをよく見せるためにも音楽は武器として絶対必要」「唯一の本物というか。音楽にとっても、あのちゃんがおらんくなると衰退してしまうと思うくらい、あのライブは衝撃やった」と熱弁すると、あのは、「自分の感情をぶつけるというか。音楽しか僕の思いを受け取ってもらえないっていう場所でもあるので。それを再確認した」「自分と曲が一緒になってる! っていう気持ちはすごい強かった」とライブを回顧。粗品は、「めっちゃよかった。とにかくよかった」「スーパー・アーティストやなって思った」と最後まで称賛が止まらなかった。

【編集部MEMO】
『あのと粗品の電電電話』は、あのがMC、粗品がアシスタントとして“猫のササキ”の声で出演する音楽番組『あのちゃんの電電電波♪』(テレビ東京)のポッドキャスト番組。あのと粗品がプライベートや仕事の裏話など、台本なしで電話雑談を繰り広げる。毎週火曜18時頃配信。