現在放送中の日本テレビ系音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2024』(30日19:00~)で、新曲「HyperNova」のほか、総合司会・櫻井翔とのコラボによる「come again」をパフォーマンスするm-floが、出演前に見どころなどを語った。
――今日披露いただく「HyperNova」はどのような楽曲か、解説をお願いいたします。
☆Taku Takahashi:沼った状況で悩んでる人がポジティブに前向きになるようなメッセージと共にジャージークラブというアメリカニュージャージーのビートを取り入れてます。特徴的なキックドラムだけでなく、ブレークビーツや遊び心たっぷりの効果音を入れた音楽です。
――MVでは「和」の要素も感じましたが、今日のステージはどのようなコンセプトになりますか?視聴者の方に見てほしいポイントを教えてください。
☆Taku Takahashi::僕らはダンスグループとかではないんで、曲のメッセージや、シンガーラッパーたちの歌唱力や表現を大切にしています。と言いつつ、観てもらって楽しんでいただけたら、なんでも嬉しいです!
VERBAL:今日はデビュー前のMayaさんとのステージ、そしてm-floとして25年前から共に歩んできたLISAとのステージという、時を超えたパフォーマンスになるので、とても感慨深いです。
――「HyperNova」でフィーチャリングされているMayaさんは、☆Taku TakahashiさんがSNSで目にしたことをきっかけにコンタクトされたそうですね。起用の理由やボーカルとしての魅力をぜひ教えてください。
☆Taku Takahashi:かすれた声からパワフルな表現までができて、人々の心を動かせる才能をお持ちだと思います。声のコントロールが上手いことによって、色々なカラーを出せる表現ができるシンガーです。
――今はY2Kブームでm-floの皆さまの楽曲が脚光を浴びることも多くなった印象があります。今の2000年代カルチャーのブームについては、どのように捉えていらっしゃいますか?
VERBAL:リアタイだったブームを次世代が解釈する時代がきて、逆に当時を美化してくれてる新たな発想に刺激をもらってます。
☆Taku Takahashi:2000年にデビューをしたアーティストとして、その当時から作っている音を評価してくださっていることを非常に嬉しく感じます。Y2Kサウンドは手癖で作れてしまうので、楽ちんのように見えるかもしれませんが、単に2000年代の音を作っても現代には通用しないと思っています。当時の良さ、そして現代のリアリティを感じるものが大切。そして、何よりも今のサウンドをこれからも発信していくように心がけておりす。
――7/7を皮切りに「25周年イヤー」として活動中、これから企んでいることやファンの方に期待してもらいたいことは何ですか?
☆Taku Takahashi:25周年イヤーということで、m-floとして色々と準備をしていて、面白いことがここからどんどん出てきます。来年になってしまいますが、楽しみにしててください!
VERBAL:アルバム作ってますのでお楽しみに!
――「come again」で共演する櫻井さんと、VERBALさんはかねてから交流があるそうですが、今日ステージで初めて共演することについてはどのような思いがありますか?
VERBAL:やっと実現した!という感じです。25年前から色々と構想を練ってましたが、ようやくこういう型で一緒にできたことに改めて縁を感じます。
――リリース時、2ステップ基調の楽曲はとても新鮮でした。この楽曲制作時の狙いや意図を改めて教えてください。
☆Taku Takahashi:狙いってことより、単純にこのジャンルのサウンドが新しくて好きだな、って思って作りました。当時の日本ではまったく知られていないジャンルだったんですが、色んな人たちに聴いてもらって、そして今も聴き続けてくださる人たちがいることをとても感謝しています。
【編集部MEMO】
16回目の総合司会となる櫻井翔は「いち音楽ファンとしても数多くの豪華なアーティストの方々のパフォーマンスを生で見られる貴重な機会なので、“こんな人たちをこんな間近で次から次へ!”という贅沢でうれしい時間を楽しみながらお送りできたらと思います」とコメントしている。
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