BANDAI SPIRITSは11月30日と12月1日の両日、東京・池袋(中池袋公園)にて同社初のアミューズメント景品単独イベント『クレーンゲーム バンプレスト博覧会2024』を開催する。テーマは「やっぱり楽しいクレーンゲーム」。子どもから大人まで、幅広い世代が楽しめるコンテンツが用意された。入場は無料。オープニングイベントでは、お笑いトリオ・四千頭身の3人がクレーンゲームにまつわる思い出や「あるある動画」の撮影秘話について語っている。
イベントの概要
まずはBANDAI SPIRITSの金木勲氏がイベントの概要について説明した。バンプレストのブランドで長年、クレーンゲームの景品を世に送り出してきた同社。2024年度に発売するクレーンの景品は、なんと約1,500点にも達する見込みだという。「私たちはアイテム1つ1つに思いを込めています。より魅力的で独創的な景品やサービスを提供できるよう、日々の業務に取り組んでいます」と金木氏。
そこで今回、Hareza(ハレザ)池袋エリアに位置した中池袋公園にて単独イベントを開催する。会場にはクレーンゲームを計12台も用意した。
金木氏は、イベントを楽しむための4つのポイントを挙げた。まずは「たまごっち」「ワンピース」「太鼓の達人」などの景品を獲得できるクレーンゲームを、3プレイまで無料で楽しめると紹介。
2つめとして、バンプレストが提供している景品の特別展示が行われる。ここでは未発売のアイテムの一部も初公開するという。なお会場の中央には、さまざまなキャラクターで飾りつけられた高さ約4mの「ちびぐるみ」ツリーも、巨大モニュメントとしてそびえている。
3つめとして、会場周辺の12店舗をめぐるスタンプラリーを実施する。「この会場ではクレーンゲームが3プレイまで無料です。それに加えて、ほかの12店舗いずれかで使用できる無料のクレーンゲーム体験チケットを用意しています」と金木氏。
4つめとして、新キャラクターのオーディションを開催。キャラクター採用フェスティバル「キャラサイ」にエントリーされたオリジナルキャラクターに来場者が一般投票できるコーナーが設けられた。投票によって選ばれたキャラ(上位3作品)は、バンプレストブランドのアミューズメント景品として商品化するという。
金木氏は「このバンプレスト博覧会をきっかけに、ぜひ多くの皆さまにクレーンゲームの楽しさを感じていただければ幸いです。皆さまのお越しをお待ちしています」と呼びかけた。
クレーンゲームに挑戦!!
このあと、お笑いトリオの四千頭身が登場した。クレーンゲームが大好きで、プライベートでもプレイしているという3人。石橋遼大さんは「子ども時代、クレーンゲームで取ったぬいぐるみを部屋に飾っていました」、都築拓紀さんは「誕生日やクリスマスなどの機会に、弟のためにぬいぐるみを取ってあげていました」と、それぞれ微笑ましいエピソードを明かす。後藤拓実さんは「いつからプレイしていたか分からないくらい昔から好きです。母親のお腹からクレーンゲームによってこの世に生まれてきたと言っても良いくらい」とボケるが、会場の反応はいまひとつ。
そんな3人は、バンプレスト博覧会の特設Webサイトから視聴できる「クレーンゲームあるある動画」にも出演中。舞台上で、孫(後藤さん)にモテたい祖父(都築さん)が店員(石橋さん)を巻き込みながらクレーンゲームに挑戦する展開のショート動画を見返しながら「台本にないアドリブも本編でたくさん使ってもらえた」「撮影が長くて夜中の2時を過ぎた」「ぬいぐるみが取れたとき、お爺さん役を忘れて素で喜んじゃった」などと、楽しそうに撮影を振り返る。
また3人は、舞台上に用意されたクレーンゲームにも挑戦した。ケースの中には、3人のイメージでデザインされたちびぐるみが景品として用意されている。後藤さん、都築さんは「無料で3回も挑戦できるなら、無料のうちにぬいぐるみをゲットできちゃう」と自信満々の様子で、その言葉通り見事に景品を獲得した。しかし石橋さんだけ3回とも失敗。「4回目に挑戦したい」と本音を漏らすと、都築さんから「すぐに課金するんだから」とつっこまれていた。
主催者の厚意により、石橋さんもちびぐるみを獲得。3人のちびぐるみは、揃って巨大ツリーの展示台に飾られた。
四千頭身のオリジナルキャラ爆誕?
イベント後半にはBANDAI SPIRITSの髙木雄太氏が登壇し、あらためてキャラクター採用フェスティバル「キャラサイ」について説明した。エントリーされているキャラクターは全18種類。一般投票は1日1回できる。髙木氏は「未来の推しキャラがここから生まれるかも知れません」とアピールする。
舞台上では最後に、四千頭身が考案するオリジナルキャラクターを発表。洋服がかけられる「ハンガーバー」、クレーンゲームの景品にくっついてくる「ツラナルくん」、毎月100km走っている「ランニングマン」というアイデアに、髙木氏は苦笑いしながらも「背景となるストーリー設定によっては、人気が出てきそうですね...」とコメントしていた。