全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃~)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜~金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。
11月は現役医師でお笑い芸人の“しゅんP”ことしゅんしゅんクリニックPさんが特別コーチを担当。11月15日(金)の放送では、薬学部の推薦入試を控えた生徒(リスナー)と直接電話をつなぎ、面接の受け答えについてアドバイスを送りました。
こもり校長:それでは今夜も、受験にまつわる宣言、「宣言メイト」を送ってくれた受験生に直接話を聞いて、エールを届けていくぞ!
――ここでリスナーに電話をつなぐ
アンジー教頭:まずは宣言を聞かせてください!
リスナー:成績がふるわなくて挫折しそうになったけど、薬剤師になる夢を叶えるために、4日後の入試で薬学部のある大学に合格します!
こもり校長:薬学部か。すごいね。なんで入りたいと思ったの?
リスナー:小学5年生くらいのときに病院や薬局などで、白衣姿で仕事されてる姿を見て、私も医療関係の仕事に就きたいなと漠然と考えるようになりました。
こもり校長:4日後に本番ってことだけど、今はどんな状態?
リスナー:入試科目が英語と科学なんですけど、英語はけっこう文法問題とかが出るので、ケアレスミスをしないように注意しながら勉強しています。
しゅんP先生:推薦入試だけど、筆記もあるんだね。あとは面接も?
リスナー:はい。
しゅんP先生:勉強は勉強すれば解けるっていうのはありますけど、やっぱり面接って不安ですよね。何言われるかわかんないし。対策とかもしてるの?
リスナー:はい。先生とけっこう練習したりします。
アンジー教頭:いいね!
こもり校長:俺からすると、逆に勉強のほうが難しいような気がする。質問されたことに黙ってなければ0点じゃないというか。“何か言葉さえ話せば1点は入る”って考えると、筆記は0点があるけど、面接は確実に加点できるからさ。俺は勉強ができてるってのはすごいと思うけどね。
しゅんP先生:たしかに2人はマジで面接が得意そうです。受かりそうだし、すごく評判がよさそうです。
こもり校長:面接ではどんなことが不安?
リスナー:何を聞かれるかわかんないし、面接官が怖いです。
しゅんP先生:声がもう不安そうだもんね。ちょっと元気になってほしいな。
こもり校長:面接が不安っていうのもあるけど、薬剤師さんになったら、それこそ毎日が面接みたいなもんじゃん? 急に誰かが来て、「この薬は〇〇です」と言ったり「この薬はどういう風に飲み合わせますか?」と聞くわけじゃない。だから意外と、面接が一番大事かもね。コミュニケーションは取れるに越したことない。怖い薬剤師さんだったら、こっちも緊張しちゃうしね。
しゅんP先生:せっかくなんで、模擬面接をやりますか?
こもり校長:ありがとうございます。僕とアンジーが受ける側で、しゅんしゅんクリニックP先生が面接官ってことで。
しゅんP先生:2人が受ける側なんですか(笑)?
こもり校長:リスナーは見てる側ね。
アンジー教頭:「こういう風にやればいいんだ」って思う側ね(笑)。
<模擬面接スタート>
しゅんP先生:この大学には何で入りたいんですか?
アンジー教頭:もう本当にここしかないと思いました! 私は、ここに受からなかったら夢も全部諦めるぐらいの決意でここに来ています!
しゅんP先生:薬学部に入って、何かやりたいこととかってありますか?
アンジー教頭:たくさんの人を幸せにしたいです! 困っている人とか、それこそ自分もすごくお世話になっているお仕事なので。そういう人たちとコミュニケーションを取っていくうちに、「やっぱりこのお仕事はなくてはならない。この仕事に私は支えられて、今こうやって元気に過ごすことができている」と心から思いました。自分もその職に就きたいと思って、この学校を推薦しました。
<面接終了>
しゅんP先生:合格です!
アンジー教頭:ありがとうございます。推薦じゃなく、志望でしたね(笑)。
こもり校長:でも、“間違えちゃっても大丈夫”ってところはあります。
しゅんP先生:たしかにそうですね。面接官からしても「それぐらい本気なんだな」と感じます。考えてしまうと「ちょっと違うのかな?」と思っちゃうので、自信を持ってやったほうがいい気がしますね。
こもり校長:言い切ったほうがいいよね。
アンジー教頭:そうなんだよ。飾る必要はないというか、もちろん言葉って“綺麗に伝えなきゃいけない”部分もあるのかもしれないけれど、自分が思っていることを相手に伝える場合、飾る必要はないと私は思ってる。だから、「なぜこの学校に行きたいのか?」「なぜ学びたいのか?」について心から思ったことを伝えるだけで、しっかり届くんじゃないかなって思う。
こもり校長:面接ってやっぱり人がやっているから、逆に言うと“何を答えれば合格か”っていう基準はなくて。面接官が最終的に何百人と面接をして、それから“さぁ誰がいいですか?”とやる。そのとき、たぶん印象に残った子に(合格を)出すってことが面接の答えだと思う。
だから、そこで選ばれる要素ってもう“えこひいき”でしかないというか。「元気だったから」「ハキハキしてたから」「受け答えがよかったから」みたいな、その人の価値観でしか選ばれないわけ。
だけど、それが面接のよさというか。「こういうことを言わなきゃいけない」「急に来た質問に適切に返せる文章はこうです」みたいなのが決まっているんだったら、AIが面接すればいいだけの話でさ。
我々ができることって“目の前にいる面接官の印象に残せるか”しかないから。だとしたら、「すごく自信がある子だったね」とか「元気だったね」と思わせるしかない。だからこそ、逆に気にする必要はないんだよね。
しゅんP先生:そうですね。あとは、強いてちょっと言うなら、「地域医療に密着したい」みたいな言葉って、大学の先生は「地域に残ってくれるんだ」と感じてけっこう喜ぶんですよ。ちょろっとそういうのを入れてみるのはいいかもしれません。
あとは少しの時事ネタですね。「最近、薬剤師が足りないというニュースを見ました」といったものです。「こういう問題があるから、僕はこの薬学部でこういう研究することに興味あります」みたいなことを言ってみると、「本気で考えてる賢い子なのかな」と聞き手は感じます。突っ込まれない程度にそういうのを少し言うと、ポイントが上がるのかなと、僕は思います。
リスナー:はい。
こもり校長:たしかに、そういうテクニックはちょっとずつでも入れていったほうがいいんじゃないかなと思います。
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/