DJIは11月29日、ポータブル電源「Power 1000」用の拡張バッテリー「Power Expansion Battery 2000」を発表した。バッテリー容量は2048Wh(2kWh)で、Power 1000本体の1024Whの2倍の容量をプラスできる。Power Expansion Battery 2000に加えて、別売のPowerドングルを接続すると、Power 1000本体では不可能だったスマホ連携が可能になる。希望小売価格は175,450円で、発売記念で121,000円で販売している。
Power 1000と共通の外観や本体サイズを採用する拡張バッテリー。積み重ねて設置でき、場所を取らない。バッテリー容量は2048Wh(2kWh)で、最大5台をPower 1000に接続することで、容量を11264Whにまで拡張できる。Power 1000との接続は正面の専用コネクターを利用する。Power Expansion Battery 2000にはAC100VやUSBなどの出力端子はなく、機器との接続はPower 1000側の端子を利用する。
出力はPower 1000の標準状態と同じ2400Wで、60秒間限定ながら2600Wの出力にも対応する。充電は最大1500W。バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン充電池で、充電回数は4000サイクル(4000サイクル以降は80%以上のバッテリー容量を維持)。
バッテリー容量を拡張する以外の機能も用意する。Power Expansion Battery 2000と一緒に、別売のPowerドングルをPower 1000に接続すると、BluetoothやWi-Fi経由でスマホのDJI HomeアプリからPower 1000をリモートで監視&操作できるようになる(Power 1000は単体ではスマホ連携は不可能)。
Power Expansion Battery 2000の本体サイズは448.5×225×234mm、重さは16.5kg。