リヴァプールからの関心が報じられたフリンポン [写真]=Getty Images

 リヴァプールがレヴァークーゼン所属のオランダ代表DFジェレミー・フリンポンに関心を寄せているようだ。28日、ドイツ紙『ビルト』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 リヴァプールではイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが長らく右サイドバック(SB)の主力に君臨している。しかし、26歳の同選手との現行契約は2025年6月末で満了に。すでに契約最終年に突入しているが、現時点で新契約の締結には至っておらず、フリートランスファーでのレアル・マドリード移籍の可能性などが盛んに報じられている。

 来夏のA・アーノルド退団の可能性を考慮し、リヴァプールは右SBの補強を検討している模様。報道によると、同クラブは複数の選手の動向を注視しており、その中でもフリンポンが高く評価されているようだ。現在23歳の同選手はマンチェスター・シティの下部組織やセルティックを経て2021年1月にレヴァークーゼンに加入し、ここまで公式戦通算160試合で26ゴール39アシストをマークしている。

 昨シーズンは右ウイングバック(WB)の主軸として公式戦47試合に出場。14ゴール12アシストを記録する大活躍で、史上初のブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献した。レヴァークーゼンとの現行契約は2028年6月末まで残されているが、直近ではバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心も噂されている。

 なお、リヴァプールを巡っては、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとエジプト代表FWモハメド・サラーの現行契約も来夏で満了となることから、去就に注目が集まっている。