シンガーソングライターの藤原さくらが、中京テレビのスペシャルドラマ『迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない』(12月29日16:05~)で、単独初主演を務めることが29日、発表された。
このドラマは、全編を三重県四日市市で撮影。市の全面協力の元、メインロケ地となる四日市あすなろう鉄道を中心に、水沢地区の茶畑などの四日市を代表する景色や名称がふんだんに盛り込まれている。
藤原が演じるのは、東京に住む29歳のOL・吉永凛子。現実の悩みや日常の問題に直面した凛子は、リュック一つつで初恋でもあった幼なじみのいる四日市へ思い立って出かける。凛子が四日市を訪れるきっかけにもなったあすなろう鉄道の運転士・杉内翔平を演じるのは、5人組ダンスボーカルユニットM!LKのリーダー・吉田仁人だ。
四日市市の中心部から始まるあすなろう鉄道での“一駅30分”旅をすることになった凛子は、予期しない出会いや発見を通じて自分自身を見つめる。人生における“乗り遅れ”をテーマにした心温まるハートフルドラマとなっている。
監督は『みなと商事コインランドリー2』『焼いてるふたり』などの北川瞳氏で、脚本は『量産型リコ』などのオコチャが手がける。制作プロダクションは、映画プロデューサーの雨無麻友子氏が代表を務めるスタジオねこ。
コメントは、以下の通り。
■藤原さくら
普段から旅をすることが好きで、国内外問わずフラりと遊びに行く方なので、なんだか今作はとても親近感が湧く内容でした。観光名所だけでなく、四日市のすこしディープな一面も楽しんでもらえると思いますので、皆さんにも行ってみたいと思ってもらえる作品になるよう、まずはわたしが思い切り四日市を楽しもうと思います!
■吉田仁人(M!LK)
凛子のような思いの方は現代に沢山いるのではないだろうかと思いました。そんな凛子を支えながらまっすぐに想える杉内をしっかりと演じたいと思います。精一杯頑張りますので四日市の素晴らしい所等少しでもたくさんの方に伝わればうれしいです。
■脚本・オコチャ
人生の岐路の手前で佇む凛子。焦れば焦るほど、自分っぽいミスをしてしまい、落ち込んでしまう。そんな凛子が、実は魅力溢れる四日市に旅へ出ます。実際に、四日市を旅して、経験した事を元に書いたので、実際に体験出来る事が多いです。観て楽しい。体験して楽しい。何度も楽しめる作品になってます。
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