まずは「俺の悪口言うとったやろ?」という、パッと聞くとケンカしてるの?と思ってしまう口ぐせ。
「トイレ行って戻ってきて、盛り上がっとったら使う」
「全然言うし、言われることもある。ホンマに悪口言うてますからね。」
と解説する大阪のおにいさんたち。
なるほど、そういう意図か。
「何の話?と聞いて会話が止まることはしたくない。でも会話に入りたい。」
仲間への配慮でもあるようだ。
そんなに思慮深い言葉とは思いませんでした!
「高速道路の合流みたいに、ブレーキ一回も踏まんといいタイミングで入っていける。」
わかったようなわからないような例えだけど、わかりました。
今度は、みんなで料理を食べていて、皿に残った最後の一つを見て何と言うか?
「遠慮の塊!」と皆さん口を揃えて言う。
と、これも合理的な解説がついた。
「いらんから残ってるんちゃうねん」
だから誰か早く食べろ、という意味のようだ。
今度は、長めのトイレから戻ってきた人に言うことは?
「お前、う○こ行ってきたやろ」
えー?そんなこと言っちゃうの?
ベテラン大阪人たちが言うには
「慣用句や。遅かったな、う○こしとったんか?」
慣用句ってほどではないでしょう。
それにしても、恥ずかしいんじゃないの?
「う○こ行って恥ずかしい思ってるやろな、ずっとそう思われてるのもかわいそうやな、一発で終わらせたろ、う○こ行ってたん?」
意外にも、これも配慮なのか!
もっともらしい解説までしてくれた。
「そんな変?」「普通やんなあ」「行く前に言う」