楽天・平良竜哉 (C) Kyodo News

 楽天は29日、平良竜哉と育成選手契約締結を発表した。背番号は『030』に決まった。

平良は球団を通じて「今シーズン、初めて一軍を経験して、そのなかで得られたものがあったり、少ないチャンスのなかで結果が出せたり、出せなかったりしたのですが、それを継続してできなかったことが、一軍に長くいられなかった要因だと思うので、来年は早く支配下になって、継続して結果を出せるようにしたいと思います。たくさんの声援のあるなかで野球をできるのが楽しかったので、そこでもう一度プレーしたいというのがあるので、育成から早く支配下へはい上がりたいと思います」とコメントした。

 平良は22年ドラフト5位で楽天に入団し、1年目の23年にフレッシュオールスターゲームで優秀選手賞を受賞。2年目の今季は一軍初出場を果たし、プロ初安打を放ったが打率.143。ファームでも64試合に出場して、打率.171でシーズン終了後に戦力外通告を受け、11月13日には兵庫県内の病院で頚椎椎間板ヘルニアに対する、全内視鏡下頚椎椎間孔拡大術を受けた。

 なお、同じく育成選手で来季の契約を結んだ辰見鴻之介の背番号が『078』に決まったことも発表している。