自宅にパソコンを置いて外出すると、ほどなく「"◯◯◯"が手元から離れました」という通知が届く...それはおそらく「探す」アプリの設定によるものです。念のため、通知に表示されている住所を確認してみましょう。自宅の住所そのものか(位置情報の誤差による)近所の住所であれば問題なし、通知は消してかまいません。
MacなどApple IDを登録して使うパソコン/タブレットは、同じApple IDでサインインしているiPhoneで位置情報を確認できます。購入直後のセットアップのとき、どのように設定したか忘れてしまったかもしれませんが、最後に使用した住所を通知してくるということは、「手元から離れたときに通知」オプションが有効な状態を意味します。通知が必要ない場合は、このオプションをオフにしましょう。
「手元から離れたときに通知」オプションは、設定アプリの「デバイスを探す」タブで対象のパソコンをタップすると現れるシートに状態が表示されます。オンのときはこれをタップし、「手元から離れたときに通知」スイッチをオフにすれば、以降「"◯◯◯"が手元から離れました」という通知は表示されなくなります。
ただし、外へ持ち出す可能性が高いパソコンでこのスイッチをオフにすることはお勧めできません。パソコンが手元から離れたとき、すなわち「置き忘れ」とか「置き引き」が発生してもすぐに対処できなくなります。自宅での使用がメインのパソコン以外は、スイッチをオンにしておくほうが安全です。
「自宅と職場以外は通知する」とか「よく滞在する場所以外は通知する」といった複数の場所を通知対象にしたい場合は、「手元から離れたときに通知」スイッチ画面でエリア登録をしておきましょう。出張のときも、宿泊するホテル付近をエリア登録しておけば、部屋にパソコンを置いて外出しても通知されなくなるはずです。