西武鉄道は28日、小川駅の開業130周年を記念し、普段は池袋線・西武秩父線で活躍する4000系で小川駅を回遊するミステリーツアー「4000系で行く 小川駅回遊の旅&西武園駅での撮影会」を12月14日に実施すると発表した。
小川駅は1894年12月21日に開業。国分寺駅、東村山駅(開業当時は久米川仮駅)とともに川越鉄道の駅として開業し、西武鉄道で最古の駅のひとつとされる。小川駅で拝島線と国分寺線が平面交差し、さらに留置線を伴う複雑な線路形態になっているという特徴を持つ。
小川駅回遊の旅は当日まで詳細な行程を告知しないミステリーツアーとして、拝島線から国分寺線、国分寺線から拝島線と、通常は運転しない行路を走行するという。途中、鷹の台駅で4000系の撮影会を実施。西武園駅まで移動し、4000系と9000系(多摩湖線などで活躍する車両)の撮影会も行う。
乗車記念として、かつての小川駅の様子を印刷した記念乗車証、昔の駅名標「西武電車 小川驛」のレプリカキーホルダー、小川駅の行先標をデザインしたクリアファイルを参加者に進呈する。参加費は1万5,000円。1人1ボックス利用可能で、1ボックスにつきこども(6歳~12歳未満)1名まで同伴できる。定員は40名。スマートフォン専用のウェブサービス「EMotオンラインチケット」にて、11月29日11時から販売開始する。