オリックスは28日、吉田輝星投手が契約更改を行ったと発表した。
吉田は球団公式ホームページを通じて「プロ野球選手として転機になる1年だったと思っています。環境が変わったことによって成績が出せたし自分のスタイルもわかってきました。コーチ陣からもたくさんサポートしていただき、本当にいろんな面で感謝しています。特にシーズン後半、ホールド数を増やせられたのは良かったと思っています」と今季を振り返った。
「この1年でスプリットやチェンジアップなど変化球が良くなって自分の投球のバリエーションが増えました。ただ、ストレートの空振り率が低いので、空振りが奪える球種にしていきたいです」と課題点を挙げ、「7回以降の3イニングはチームの勝ちに直結する部分ですし、やりがいも感じます。来シーズン、勝ちパターンで登板し、優勝に貢献できるように頑張りたいです」と意気込んだ。
吉田は昨年オフに日本ハムからトレードで加入し、移籍1年目となった今季は50試合に登板して、シーズン自己最多の4勝、14ホールド、防御率3.32の成績を残した。