東武鉄道は28日、年末年始(2024年12月・2025年1月)の帰省や沿線観光地へのお出かけに合わせ、野岩鉄道・会津鉄道直通の臨時特急列車を運転すると発表した。「スカイツリートレイン」(634型)を使用して運転され、「普段走らない634型特急列車でお出かけしよう!」とPRしている。
臨時特急列車は「スカイツリートレイン81・82号」の上下各1本を設定し、年末年始の12月28日から1月5日まで(1月1日を除く)運転。使用車両の「スカイツリートレイン」(634型)は4両編成で、車内に「横向きのペア座席」「1人用のシングル席」など備える。
下り「スカイツリートレイン81号」は春日部駅9時57分発・会津田島駅13時0分着、上り「スカイツリートレイン82号」は会津田島駅16時28分発・浅草駅20時15分着で運転され、両列車ともに春日部~会津田島間で途中の栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅、鬼怒川温泉駅、鬼怒川公園駅、新藤原駅、川治湯元駅、湯西川温泉駅、上三依塩原温泉口駅、会津高原尾瀬口駅に停車。上り「スカイツリートレイン82号」は春日部駅から浅草駅まで途中の北千住駅、とうきょうスカイツリー駅にも停車する。
全車座席指定のため、事前に特急券と目的地までの乗車券(野岩鉄道・会津鉄道の線内は交通系ICカードの利用不可)を購入する必要がある。特急券の販売は東武線各駅(無人駅・委託駅を除く)窓口のみとされ、東武ネット会員サービス、特急券インターネット購入・予約サービス、券売機での販売は行わない。車内で購入する場合、通常料金に200円加算となる。