AI翻訳機を手がけるTimekettle Japanが、翻訳機能を備えた完全ワイヤレスイヤホン「Timekettle W4 Pro AI翻訳イヤホン」を発表した。外国語の講演や会議を日本語の音声でリアルタイムに翻訳しつつ、自身の日本語での発言を外国語の音声に翻訳できる。片方のイヤホンを相手に装着してもらうことで、お互いの母国語を使って1対1でリアルタイムに会話することも可能。ネットワークを利用せず翻訳するモードも備え、携帯電話の電波がつながらない場所でも使える。日本語や英語、中国語をはじめ40の言語をカバーし、方言(アクセント)にも対応する。
11月28日(木)11時から、応援購入サービス「Makuake」で先行販売する。価格は、44,799円(30%オフ、先着50名限定)から(一般販売価格は63,999円)。
スマートフォンと組み合わせて利用する翻訳機能搭載イヤホン。異なる2つの言語を双方向でリアルタイムに翻訳し、イヤホンやスマホから音声で出力する機能を備える。音声は不自然さが少ない音声合成を用いており、聞き取りやすいのが特徴。スマホを操作したり画面を見る必要がないので、隣に通訳者がいるように自然に使える。
イヤホンを装着すれば、外国語で行われる講演や会議を日本語の音声でリアルタイムに翻訳してくれる。スマホアプリを発言モードに切り替えれば、自身の日本語の発言を外国語の音声に翻訳してスマホのスピーカーから出力できる。翻訳した内容は自動で文字起こしして保存するので、議事録の作成も容易。
ユニークなのが、1対1での会話ができるモード。片方のイヤホンを自分が装着し、もう片方を相手に渡して装着してもらえば、お互いの母国語を使ってリアルタイムに会話できる。
動画やテレビ会議などのアプリの音声をリアルタイムに翻訳する機能も搭載する。スマホアプリで「通話と動画通訳」モードにしたうえでYouTubeやZOOM、電話アプリなどを起動すれば、アプリで流れる音声をリアルタイムに翻訳してくれる。
翻訳にはインターネットの接続が必要だが、各言語のパッケージを事前にダウンロードしておけばオフラインの環境でも利用できる(パッケージのダウンロードは有料)。
通常時は音楽を楽しむワイヤレスイヤホンとして使えるほか、翻訳機能を利用しない通話にも利用できる。