『スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞』年間大賞の表彰式が27日に都内で行われ、セ・リーグはヤクルトの長岡秀樹、パ・リーグはロッテの小川龍成がそれぞれ受賞した。
小川は、7月30日(火)ZOZOマリンで行われた西武戦で、6-6の同点で迎えた9回裏、二死満塁の場面で、三塁へ意表を突くセーフティバントを敢行し見事なサヨナラ適時内野安打を決め、ファン投票の結果2024年度パ・リーグの『スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞』年間大賞を受賞した。
表彰式後のトークショーで、「サヨナラセーフティバントの場面はベンチからのサインだったのか」と問われた小川は「ちゃんとしたサインは出てなかったんですけど、ベンチで準備している時に金子コーチから吉井さんの伝言でこうゆうの(セーフティー)もアリじゃないかと言われて、自分も2アウト満塁でしか回ってこない場面だったので、セーフティーもアリかなと考えていたところで伝言がきたので、決めてやりました」と吉井監督の伝言を金子コーチから伝えられた事を明かした。
セーフティーバント敢行を決断したタイミングについては、「打順とアウトカウントを考えると、2アウト満塁でしか回ってこない打席だったので、それが分かった時くらいですね。イニングが始まった時くらいに、打てるかどうかも分からなかったので…セーフティーの方が確率が高いかなと思って、その辺から決めていました」と振り返った。
【動画】小川龍成の絶妙サヨナラスクイズ/7月30日 ロッテvs西武