WOWOWで放送・配信中の『連続ドラマW ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-』(毎週日曜22:00~全9話 WOWOWプライム/WOWOW4K/WOWOWオンデマンド)の最終話目前ッ!! 応援上映&トークイベントが26日、都内で行われ、大谷亮平、工藤阿須加が出席した。
同ドラマは、累計発行部数2,700万部(2024年1月時点)を突破した野田サトルの大人気コミック『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)を原作とした映画『ゴールデンカムイ』の続編となるドラマシリーズ第1弾。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーで、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションを描く。劇場版に続いて杉元佐一役の山﨑賢人を始め、アシリ(※小文字が正式表記。以下同)パ役の山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、玉木宏、舘ひろしらが続投。さらにはドラマシリーズ版からキロランケ役の池内博之、インカラ(※)マッ役の高橋メアリージュン、家永カノ役の桜井ユキ、奥山夏太郎役の塩野瑛久らも登場し、埋蔵金を巡るバトルは佳境を迎える。
最終回を目前に控えたこの日は、第1話の上映会後にトークショーが行われ、秋田生まれのマタギ・谷垣源次郎役の大谷亮平、陸軍最強と謳われる第7師団の軍曹で鶴見中尉の側近・月島基役の工藤阿須加がサプライズで登壇。観客には知らされてなかったこともあり、登場するなり大きな声援を受けた大谷は「登場しただけでこんなに盛り上がっているなんて初めてですごくうれしいですね」と笑顔を見せ、工藤も「ちょっとだけ先ほど(上映会を)覗かせてもらったんですが、皆さんの熱がすごかったですね、そういう熱を持ってもらえる作品をみんなで作り上げられたことは本当に良かったなと思います」と充実感も。工藤と同様に大谷もこの日上映された第1話を観客とともに鑑賞したといい、「野次とかあるのかなと。『しっかりしろよ!』と。そういうのがなかったのでホッとしています(笑)」と安堵した様子だった。
劇場版に続いてテレビシリーズも大人気の本作。周囲の反応も上々のようで、大谷が「実写化の再現が重要で、キャラクター1人1人が忠実に再現されていて、しっかり作り込んでいるという声を聞いています」と明かし、工藤も「『ゴールデンカムイ』は実写が難しいのに良くここまで作ったね! とアニメファンのみんなが言ってました。僕もオタクに近いんですが、個人的に観させていただいて、すごいなと思いました」と完成した映像を観て驚いたという。
同ドラマで演じたキャラクターにも触れ、自身が演じた谷垣源次郎について大谷は「初回から満身創痍で二瓶(藤本隆宏)やフチ(大方斐紗子)に助けてもらうんですが、彼らへの恩義を大切にするところですね。とんでもないキャラクターが多いんですが、誠実さなどが非常に際立つメンバーだと思います」と義理や仁義を重んじる性格が魅力だとか。一方の工藤は月島を演じる上で「鶴見中尉への忠誠心だったり冷徹な部分を大切にしながら、僕が演じて良かったと思ってもらえるように表情や声のトーンをずっと家で練習してました」と役作りでこだわった点を明かした。
主演の山崎賢人についても、大谷が「結構ハードな撮影だったんですが、終始のほほんとしていた感じでしたね。山崎賢人といえば(工藤らの)世代の大スターだと思うんですが、そういう感じも見せずノリも良いし学生みたいな軽いノリの時もあればアクションシーンになると目力が変わるんです。それを目の当たりにしたので流石だなと。色んな目を見せてくれる人でしたね」と絶賛。年齢が近い工藤も「いい意味で本当の少年ですね。真っ直ぐで誰からも慕われるというか、こいつだったら付いて行きたくなると心から思える、関われば関わるほど好きになっていく人間ですよ」と褒め称えていた。