フジテレビの動画配信サービス・FODの事業戦略やコンテンツを発表する「FOD SHOWCASE’24」が26日、都内で行われ、フジテレビと米・スカイバウンドエンターテインメント社による共同制作ドラマ『HEART ATTACK』(来年3月配信予定)に主演する寛一郎と三浦透子が登壇した。
「すごく挑戦的だし、ワクワクも」
今作は、近未来の日本を舞台に、政府が人権を否定するほどの特殊能力を持つ“ヴァリアント”と呼ばれる人々が抑圧、権力と闘い、運命的な愛情をスリリングな展開と刺激的な映像演出で描くもの。
このストーリーに、寛一郎は「日本のドラマでSFはそんなに僕の中では見たことがなくて、どうなるんだろう?というのはありました。世界観も、既存のものではなく全く新しいものを作り上げているので、すごく挑戦的だし、ワクワクもしてました」と印象を語る。
三浦も「どんな作品でもそうなんですけれども、より台本から頭の中でイメージで補わなくちゃいけない映像の量がSFの分多かったと思うので、チャレンジだなと思いました。そしてCGであったり、撮影の段階では分からないものが後から足されていく状態なので、そこをずっと想像で補って演じていくっていうのはすごく難しかったのですが、とても勉強になりました」と振り返った。
「ちょっと物を動かせる」&「ちょっと手が温かくなる」
三浦が演じるエマの持つ特殊能力は「ちょっと物を動かせる。ちょっと寄せたら取りに行かないといけないとか、なかなか役立てるのが難しいんです」といい、寛一郎演じるウミンは「ちょっと手が温かくなるだけで、自分以外の物理的な物を温めることができます」とのこと。
寛一郎は自分で説明して「すごいヘボそうですけど(笑)」と冷静に捉えながら、その能力のせいで捕らえられる場面写真を見て、「手が温かくなるだけで、7人に囲まれるんですね」と自身の役柄に同情した。
そして三浦は「こんな些細な力しか持ってない2人が協力することによって、ちょっと大きなことができるんじゃないか…というお話です」と見どころを予告している。