石川県加賀市のデジタルカレッジKAGAは、新刊書籍『学生起業』(著者:齋藤和紀)の出版とともに、学生のための起業支援プログラムおよび「学生起業」メンターボットの提供を開始した。
これらのプロジェクトは、学生の起業を現実的で実行可能な選択肢として推進し、地方から全国、そして世界へと羽ばたく人材の育成が目的だという。
書籍『学生起業』は、地方と都会の情報格差やリソースの壁を乗り越え、学生が自らの力で未来を切り開くための実践的な一冊。著者の齋藤氏が、学生が起業する際に直面するリアルな課題を徹底的に掘り下げ、一問一答形式でわかりやすく解説している。
学生起業支援プログラムでは、地方の学生が都会の学生と同等、あるいはそれ以上のチャンスを得られる環境を目指した起業家育成講座を実施。資金調達やビジネスモデル設計、チームビルディングといった具体的スキルを学びながら、現役起業家や専門家によるメンタリングを通じて、学生のアイデアを具体的な事業へと昇華させるとのこと。
「学生起業」メンターボットは、起業を目指す学生が抱える不安や疑問に即座に対応するAIメンターボット。企業に必要な情報やアドバイスを得られる環境を提供し、「起業したいけど何から始めていいかわからない」といった声に具体的な答えを返すことで、学生たちの第一歩を力強くサポートするという。