女優の日比美思が11月30日、1st写真集『朝食ってビュッフェですか』(3,300円 A4正寸/128ページ 玄光社)を発売予定だ。鹿児島県を舞台にした撮影のテーマは「日々の記録」。芸能活動15周年を迎えた彼女の「今」を伝える写真集となる。また、水着やランジェリーのカットのほか、露天風呂での大胆な背中見せにも挑戦した。撮影中の思い出や、撮影に向けてのボディメイクなどについて本人に話を聞いた。(前後編の前編)
芸能活動15周年の節目に念願の写真集を発売
――写真集発売が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
15周年という大事な節目で、念願の写真集を出せることはすごくうれしかったです。デビュー当時から、自分の活動として何か形に残せたらいいなという思いがずっとあって。写真集もその一つなので、やっと実現できたという気持ちが大きいです。
――写真集発売が発表されたときのコメントで、日比さんは「撮影しながらとても意味のある大事な時間を過ごせました」というふうに記されていましたよね。どんなことを考えながら、撮影に臨んでいたんですか?
撮影が始まる前までは、いらない不安や悩みをたくさん抱えていて。体型の維持や準備を万全にして、ただひたすら自分ができることをやるしかないのに、天気は晴れてくれるかな? とか、悩んでも意味のないことが不安で(笑)。でも、撮影が始まると、本当に天気もよくて、信頼できるスタッフさんたちと一緒に撮影ができて、自分の可能性をすごく広げられる時間になった気がしています。
――静止画における表現で新しい何かが見えたということでしょうか?
そうですね。それもありますし、編集担当の方、ヘアメイクさん、スタイリストさん、皆さんがすごく丁寧なお仕事をされていて、それに刺激を受けたといいますか、一緒にモノづくりをしていく上で、自分も何か新しいことに挑戦できたらいいなという刺激をたくさん受けました。
ページをめくるとよみがえってくる数々の思い出
――撮影期間中の出来事で印象に残っていることはありますか?
9月のはじめに撮影したのですが、私の誕生日もちょうど9月で、お誕生日をお祝いしていただきました。ケーキを食べたり、ビールを飲んで、ほろ酔いで夜の街を歩いたりしたことが印象的です。
――ビールを飲んでというのが大人ですね(笑)。
そうですよね(笑)。写真家の藤本(和典)さんには、いつでも撮られる準備をしておくので、いつでもシャッターを切ってくださいとお伝えしていて。
――頼もしい!
気持ちだけはと思って、腕をぶんぶん回すくらいの気合いを入れていたので(笑)。あとは、マジックアワーの時間に撮影した黒いランジェリーのカットも、すごくキレイな光が入っていて、印象的でした。