鉄道・運輸機構は、北陸新幹線敦賀~新大阪間に設置する4駅のうち、京都駅を除く「小浜市(東小浜)附近駅」「京田辺市(松井山手)附近駅」「新大阪駅」の3駅について、各駅の概要と設置位置の平面図・縦断図を公式サイト上に公開した。
「小浜市(東小浜)附近駅」は舞鶴若狭自動車道小浜ICと東小浜駅の中間に設置予定。北陸新幹線とJR小浜線が交差する地点となり、新幹線高架橋の下を小浜線が通る。駅構造は2面2線、延長約310m、幅約20~30m。駅の高さが駅周辺の既設構造物に支障しないように決定する。
「京田辺市(松井山手)附近駅」は、JR学研都市線(片町線)松井山手駅西側の駅前ロータリー付近において、地下に設置を計画している。駅構造は2面2線、延長約330m、幅約30m。地表面からの深さを約40mとした上で、西側を通る新名神高速道路に支障しないように駅深さを決定する。
「新大阪駅」は東海道新幹線新大阪駅南側の駅前ロータリー付近の地下に設置する。駅構造は2面4線、延長約400m、幅約50~60m。近接するJR京都線に支障しないよう駅深さを決定する。なお、北陸新幹線敦賀~新大阪間は、2026年3月頃に工事実施計画認可・事業着手を予定している。