キウムに復帰したヤシエル・プイグ

◆ 2014年にはMLB選抜として日米野球に参戦

 現地時間25日、KBOのキウム・ヒーローズがヤシエル・プイグ外野手(33)の獲得を発表。1年100万ドルの契約で3年ぶりに韓国球界へ復帰する。

 キューバ出身のプイグは2013年にドジャースでMLBデビュー。2017年にはキャリア最多、同年チーム2位の28本塁打を放つなど、ドジャースの主軸打者として在籍した全6シーズンで地区優勝を経験。2019年はレッズとインディアンス(現ガーディアンズ)でプレーし、MLB通算861試合で打率.277、132本塁打、415打点、OPS.823という成績だった。

 その後マイナーやメキシコを経て、2022年にキウムへ加入。126試合で打率.277、21本塁打、OPS.841の活躍を収めて韓国シリーズ進出に貢献したが、スポーツ賭博の疑いにより1年限りで退団。今季はメキシコでプレーしていた。

 キウムはパドレスの金河成(キム・ハソン)、ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)らを擁して2021年まで5年連続でプレーオフ進出を果たすも、翌2022年から今季まで3年続けて最下位と低迷。今季はチーム打率、本塁打数、得点数いずれもリーグ最下位だった。