プラネックスコミュニケーションズは11月25日、Realtek製の新チップを採用して消費電力の削減と発熱の抑制を図った2.5Gbps対応の5ポートスイッチングハブ「FX2G-05EM2」を発表した。価格はオープンで、Amazonでの価格は9,900円前後。12月上旬より発売する。
好評だった2.5Gbpsスイッチングハブ「FX2G-05EM」の後継モデル。新たにMedia Access ControllerチップにRealtek製「RTL8372」を、PHYチップにRealtek製「RTL8221B」を採用し、消費電力削減と発熱を抑えるのに成功している。
前モデル「FX2G-05EM」から引き続き両面放熱方式を継承。Media Access Controllerチップ直下の基板の下面に低硬度の放熱用シリコーンパッドを貼り付け、きょう体下面からも放熱を行っている。きょう体は金属製で、放熱用スリットを設けて冷却効率を高め、ファンレスのため静音性にも優れる。
そのほかの消費電力(発熱)対策は、データが流れていないポートの消費電力を抑えるIEEE802.3az(Energy Efficient Ethernet)への対応、Link-down検知による未使用ポートの電力カット、Ethernetケーブル長感知パワーセーブ方式など。
有線LANポートは5ポートすべてが2.5Gb Ethernet対応。ループ検知・防止機能、Link-down検知を備えジャンボフレームに対応する。本体サイズはW160×D110×H26mm、重さは450g。