2025年2月にWOWOWでスタートする『連続ドラマW ゴールドサンセット』(毎週日曜 22ː00~ 全6話 WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド※第1話は無料放送)。このほど、追加キャストが発表された。

  • 上段左から、小林聡美、内野聖陽、風吹ジュン、下段左から、坂井真紀、和久井映見、毎田暖乃、三浦透子
    (C)白尾悠/小学館 (C)2024 WOWOW INC.

同ドラマは、心に傷を抱えた人々が人生を見つめ直す白尾悠原作のヒューマンドラマ『ゴールドサンセット』(小学館刊)を、主演の内野聖陽、脚本&監督・大森寿美男で連続ドラマ化。映画『黒い家』(1999年)、NHK大河ドラマ『風林火山』(2007年)、特集ドラマ『どこにもない国』(2017年)など、各時代で秀作を残してきた注目タッグが新たな挑戦に挑む。

内野聖陽演じる謎の老人・阿久津勇は、一人大声をあげたり、どこかおかしな振る舞いで隣人の女子中学生にも不審がられる始末。だが、次第にその振る舞いの理由と、彼がひた隠しにしている過去が明らかになってゆく。この度、内野演じる阿久津を取り巻く新たなキャストが解禁。登場人物各々が抱える後悔、追憶といった人生の機微を実力派俳優陣が繊細かつ大胆に演じる。

阿久津らが所属する、55歳以上であることが参加資格の劇団「トーラスシアター」を立ち上げた演出家・小巻沢梨子役を小林聡美、学校である出来事により心に傷を負いながらも、阿久津や「トーラスシアター」劇団員との出会いを通して自分自身と向き合っていく中学生・上村琴音を毎田暖乃、18年勤めた会社から突如リストラされ、再就職も婚活も上手くいかない人生崖っぷちの女性・太田千鹿子を坂井真紀、過去の職場での経験からトラウマを抱える女性・三橋芳子を和久井映見、阿久津の過去の秘密を握る謎の女性・節子を三浦透子、そして地方公務員を定年退職し、気ままな老後を過ごしながらも、ある一大決心をする太田紀江を風吹ジュンがそれぞれ演じる。さらに、劇団トーラスシアターの劇団員、また彼らを取り巻くキャラクターを、六平直政、安藤玉恵、有薗芳記、津嘉山正種、益岡徹、今井隆文、平埜生成、根岸季衣ら個性豊かな俳優陣が熱演。物語を彩る。

また、先日公開された特報映像に加え、新たに特報第2弾も公開。内野聖陽演じる謎に包まれた男・阿久津勇を中心に、生きづらさを抱え、悩み傷つきながら生きる人々の姿が、劇団「トーラスシアター」を通して一つの物語へと繋がっていく。

■小林聡美(小巻沢梨子役)コメント

小巻沢梨子を演じてみて

それぞれの登場人物たちの人生を、演劇に昇華させるべく、力強く牽引していく演出家の役でした。まさに命を削って役者は役を演じる。そんな純粋な演劇の本質をあらためて突き付けられるような体験でした。

視聴者へのメッセージ

夕陽の沈む瞬間の息をのむような美しさ。だれもが必死に生きていて、どんな人生も、黄昏時の美しさはそのすべてを祝福してくれているのだ、というメッセージが皆様に届きましたら嬉しいです。

■毎田暖乃(上村琴音役)コメント

上村琴音を演じてみて

今まで演じたことのない、自分と性格が真反対の女の子だったので、演じるのはとても難しかったです。でも琴音を演じさせていただいたことはすごく良い経験になり、私自身も成長させてくれた作品だと思います。

視聴者へのメッセージ

『ゴールドサンセット』は皆さまの心に深く残る作品だと思います。劇中劇でリア王を演じる阿久津さん(内野)は圧巻です。

■坂井真紀(太田千鹿子役)コメント

太田千鹿子を演じてみて

千鹿子の喜びや悲しみ、そして苦しみが胸にちくちくと刺さりました。千鹿子の手をぎゅーっと握りしめて一緒に頑張っていきたいと思い、撮影を終えた今も「千鹿子頑張れ」と心の片隅で思いたくなる女性でした。

視聴者へのメッセージ

作中に出てくるチェーホフの一節に私自身背中を押してもらったように思います。見てくださる方々にとって、この作品がそういう存在になってくれたらいいなと思っています。是非ご覧いただけましたら嬉しいです。

■和久井映見(三橋芳子役)コメント

三橋芳子を演じてみて

抱えているもの、時間の経過、様々な人と関わりながら生きていく日々。芳子を演じながら、とても難しく、私自身も撮影中、無我夢中で歩んでいた気がします。けれどこの作品で過ごした時間といただいたご縁は、私にとって、本当にありがたい、宝物になりました。

視聴者へのメッセージ

登場人物それぞれの人生や思い、切なさや涙が重なり合い、大きなひとつの物語となって進んでいき…阿久津さんや琴音ちゃん、みんなの人生がどんなふうに紡がれていくのか…。ぜひ、ご覧ください。

■三浦透子(節子役)コメント

節子を演じてみて

阿久津の心に深く突き刺さるような眼差しを残せたらと思い演じました。内野さんの、隅々にまで全力で真摯に向き合ってくださるその姿勢、大森監督の、一文字へのこだわりと作品への愛情と共にお芝居できた経験は私の大きな学びになりました。

視聴者へのメッセージ

演劇に対する愛とリスペクトに溢れた現場でした。演じるという行為には、人を正直にさせる不思議な力があると思います。演劇にまだ触れたことがないという方にも是非観ていただきたい作品です。

■風吹ジュン(太田紀江役)コメント

太田紀江を演じてみて

年齢を考えると不安ばかり、チャレンジャーと我を戒めお受けした作品。探りながらなスタートでしたが、同じ業界に居ながら中々会えない方との共演は嬉しさも格別…。シェイクスピア作品初舞台を演じた(太田紀江さんの)演劇への憧れや、舞台を作り上げるプロセスで経験されたことは、私のリアルでもあります。

視聴者の皆様へのメッセージ

阿久津役の内野さんはもちろん、他の登場人物それぞれが抱える裏側のドラマも目が離せません。舞台の魅力を再々楽しめ大森寿美男監督の熱量が理解出来ます。