日本テレビ系ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(毎週日曜22:30~)では、第8話(12月1日)と第10話(12月8日)の放送終了後に、スピンオフ作品『それぞれのハッピーバースデー』をHuluで配信する。

  • 『それぞれのハッピーバースデー』

同ドラマは、アメリカの作家ルイザ・メイ・オルコットが手がけた不朽の大ベストセラー『若草物語』が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら…」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディーだ。

町田家の四姉妹、ドラマの助監督として奔走する次女・涼(堀田真由)、ハローワークの窓口で相談員として働く長女の恵(仁村紗和)、服飾学校で夢を追う四女・芽(畑芽育)、秘密を抱えた三女・衿(長濱ねる)を中心に描かれているが、『それぞれのハッピーバースデー』では、四女の芽と、芽が通う服飾専門学校の同級生である“ワケあり沼オトコ”沼田(深田竜生)が、最愛の弟・真琴(永瀬矢紘)の誕生日を祝うために奮闘する姿を、町田家と沼田家を舞台に描く。

■『それぞれのハッピーバースデー』第1話あらすじ

明るく甘え上手な町田家の末っ子・町田芽は、ファッションデザイナーを夢見て服飾専門学校で勉強中。同じ学校に通うクラスメイトの“ワケあり沼オトコ”沼田と、少しずつ距離を縮めながら、恋と夢の狭間で大きく揺れ動いている。

そんなある日、学校の教室で、沼田がスマートフォンと睨めっこしているのを見かけた芽。沼田が最愛の弟・真琴の誕生日祝いをどうするか悩んでいることを知り、喜んでもらえるプレゼントを一緒に考えることに。沼田いわく、真琴は小学2年生ながら頭がよく、流行りのゲームやキャラクターには興味を示さない。さりげなく欲しいものを聞き出そうとした兄の言葉もかわされてしまったどころか、なぜか真琴の機嫌を損ねてしまう事態に…。

ネットに載っている小学生の欲しいものランキングも、真琴には通じないと頭を抱える沼田からアドバイスを求められた芽は、姉たちからプレゼントされて一番嬉しかった「ふわふわのシフォンケーキ作り」を提案。

そして、誕生日当日に材料を買い込み、沼田の家でケーキを作りながら、芽たちはお互いがファッションデザイナーを目指したきっかけや家族との思い出話に花を咲かせる。部屋も飾り付け、ケーキも完成に近づき、あとは主役の真琴の帰りを待つだけ。

しかし、沼田は真琴と連絡がつかないことに、徐々に不安を覚え始めます。真琴に電話をかけてもスマートフォンの電源が入っておらず、夕食をご馳走になるはずだった友人の家にも寄っていない。誕生日の話題になると明らかにテンションが下がっていた真琴は、ついに反抗期へ突入して家出してしまったのか…。

姿をくらました真琴が隠れていた、意外な場所とは? そっけない態度だった真琴の、兄に対して抱えていた本当の気持ちとは? 真琴が誕生日に不満を抱えていた”ワケ”を知った時、さらに兄弟の絆は深まっていく。

■森有紗プロデューサー コメント

誕生日は一年に一度、誰もが主役になれる特別な日。『若草物語』Huluオリジナルストーリーでは、町田姉妹と沼田兄弟が総出演。それぞれの“大切な人”にとっての特別な一日をお祝いすべく、お姉ちゃん&お兄ちゃんたちがわちゃわちゃと慌ただしく奔走します。少し肌寒くなってきた今日この頃、皆さんにとっての“大切な人”を思い浮かべながら、ほっこりと心温まるハートフル・ストーリーをお楽しみください。

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