東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『バントマン』(毎週土曜23:40~)のスピンオフドラマ『俺のヒーロー』が、30日の『バントマン』第8話放送後より、FODプレミアムで独占配信される。
主演は阿久津仁愛と和田雅成
主演を務めるのは、バントマンの一人・吉岡葉留樹を演じる阿久津仁愛と、大翔の後輩で元中日ドラゴンズの選手・真鍋義信を演じる和田雅成。普段は淡々と自分の役割をこなしていく吉岡の隠された過去や、真鍋の大翔への秘めた思いなど、本編では語られなかったストーリーが描かれる。『バントマン』をより深く楽しむためには必見の内容だ。
和田雅成「最初は完全にビジターの雰囲気」
作戦室での撮影が初めてで、何より大翔以外のバントマンたちと一緒のシーンがこれまでなかった和田は、少し緊張した様子。「ほぼ、“初めまして”状態だったので、最初は完全にビジターの雰囲気でした。ただ、真鍋の“異物感”が今回のスピンオフでは重要な意味を持つので、僕自身もそこに乗っかってしまおうと思い、ビジターの雰囲気のまま撮影に臨みました」と、この状況を楽しんでいた。
一方の阿久津は「スローモーションになるシーンがあるのですが、モニターでチェックしても面白くて、出来上がりが今から楽しみです。また、これまでの本編での出来事も随所に差し込まれるので、このスピンオフをきっかけに本編を見始めるのもアリだと思います」と、撮影を振り返った。
(C)東海テレビ FOD
【編集部MEMO】
物語は、バントマンたちの作戦室に真鍋(和田雅成)がやって来るところから始まる。中日ドラゴンズから戦力外通告を受け、第二の人生として大学進学を目指す道を選んだ真鍋。大学の下見のため名古屋から上京したついでに、先輩の大翔(鈴木伸之)に手渡したいと、風呂敷に包まれた「あるモノ」を持ってイニングナイングループ社を訪れたのだ。偶然、作戦室にいたのは吉岡(阿久津仁愛)ただ一人。吉岡は、真鍋とは初対面。自然と共通の知人である大翔の話になるが、お互いの「大翔との距離の近さアピール」が徐々にエスカレート。まるで口論のような様相になってしまう……。