女優の佐々木希が、来年1月14日よりTBSの深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送される『地獄の果てまで連れていく』(毎週火曜23:56~ ※一部地域を除く)でTBSドラマ初主演を務めることが26日、発表された。共演には渋谷凪咲が決定した。

  • 佐々木希と渋谷凪咲

本作は、主人公の橘紗智子(たちばな・さちこ)が、悪魔のように非情なモンスター・花井麗奈(はない・れな)に復讐を誓う、命がけの復讐ドラマ。 高校時代、「人殺しの娘」と揶揄されていた紗智子の唯一の味方となってくれた麗奈。だが、麗奈の天使のような優しい笑顔の裏には、人を簡単に殺めてしまう殺人鬼の顔が潜んでいたのだ。紗智子とその父に殺人の罪を着せ、紗智子の父の命をも奪った麗奈。それから14年、顔も過去も全てを変えた紗智子は、新米母となった麗奈と再び対峙する。「生き地獄を味わわせてやる」と、紗智子はベビーシッターとして麗奈の家庭に入り込む。復讐に人生を捧げた一般人はモンスターを破滅に追い込むことができるのか。挫折と葛藤を繰り返す、壮絶な復讐劇が始まる。

紗智子を演じるのは、TBSドラマ初主演となる佐々木希。2006年に芸能界デビュー。以降映画やドラマ、CM、雑誌など多岐にわたり活躍。主な出演作品に、『やんごとなき一族』(2022年/フジテレビ)、『アイのない恋人たち』(2024年/ABC)などがある。『ユーチューバーに娘はやらん!』(2022年/テレビ東京)では主演を務めた。本作では復讐に闘志を燃やす激しい役どころを覚悟を決めて演じる。

麗奈を演じるのは、TBSドラマ初出演となる渋谷凪咲。2012年にNMB48の4期生オーディションに合格して芸能界デビュー。2023年12月、NMB48を卒業した後は、バラエティ番組で大ブレークし多数出演しているほか、『あのコはだぁれ?』(2024年)では映画初主演を果たすなど、バラエティや俳優など活動の幅を広げている。本作では普段のイメージとはかけ離れた狂気的なキャラクターを熱演。表情やリアクションに注目だ。

■佐々木希コメント コメント

今まで演じたことがない役どころで、最後の最後までどうなるかわからないハラハラドキドキするような台本にすごくやりがいを感じて、オファーを受けました。
私が演じる橘紗智子は復讐をする側ですが、気持ちの弱さもあり、みんなに振り回されてしまう復讐には向いていない性格です。紗智子のそういった人間らしい心を持っている部分に共感できました。
役作りとしては、今まで生きてきた中で、自分が嫌な思いをしたときの記憶を思い出すようにしています。撮影前にはリハーサルも行っていたので、徐々に詰めていくことができました。また、ピアニストを目指していた役でもあるので、ピアノの自主練習もしています!
紗智子には協力者がいますが、それが誰なのかという謎も楽しんでもらいつつ、復讐を果たせるのか是非最後まで応援していただきたいです。

■渋谷凪咲 コメント

“復讐される強敵”という役は今までの自分のイメージにはなかったので、すごくワクワクしています。復讐される側は強い人が多いと思いますが、麗奈はいつも笑顔でほんわかしていて周りからも愛されているのに根っこは真っ黒なところが、斬新な復讐劇だと思いました。そのギャップも楽しんでいただきたいです。見てくださるみなさんの心をどれだけ振り回せるかという気持ちで頑張っています。麗奈の人を愛する感情の強さと、都合が悪くなったら消せば良いという、0か100かの部分もおもしろいと思います。
役作りとしては笑顔を武器にしています。みなさんにこのスマイルを奇妙に感じていただけるように頑張ります。
謎があったり様々な伏線や昔の話が交互に出てきたり、どんでん返しや展開がたくさんあるので、みなさんも一緒にドキドキしながら最後まで見ていただきたいです!

■プロデューサー・天宮沙恵子 コメント

この作品は、復讐に向かない優しい心をもった女性が主人公のドラマです。
“復讐は何も生まない”そう分かっていながらも、家族のためにそして自分のために自ら激動の人生を歩むことを選んだ主人公・紗智子。罪悪感や良心に心が引き裂かれそうになりながらも、巨大な敵に立ち向かっていく姿は、多くの視聴者の心を打つと確信しています。紗智子の敵・麗奈は作中で苛烈なことばかりしていますが、このような狂気は何故生まれてきてしまったのか? 麗奈の心の中を覗いてみたくなる方もいると思います。
命がけで復讐に挑む紗智子を佐々木さんが熱演! そして、天使の笑顔で人を貶めるモンスターを渋谷さんが怪演! これまでに見たことのないお二人の姿を沢山見ることができるドラマになっています。ぜひお楽しみください。

【編集部MEMO】
ドラマストリーム『地獄の果てまで連れていく』は、地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて1週間見逃し配信される。

(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会